『カッコウの許嫁』来年アニメ化決定 出演は石川界人&鬼頭明里 講談社の大ヒット“ラブコメ”漫画

2021年4月6日

オリコン

 『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の人気漫画『カッコウの許嫁』(作者:吉河美希)が、2022年にテレビアニメ化されることが6日、発表された。あわせて第1弾ビジュアルとPV、キャスト・スタッフ情報などが公開。海野凪役を石川界人、天野エリカ役を鬼頭明里が担当する。

 2020年1月より連載がスタートした同作は、赤ちゃんのころに取り違えられ、今は名門私立に通う高校2年の主人公・海野凪が、これから許嫁(いいなずけ)に会いにいくという超お嬢様女子高生・天野エリカとの出会いから始まる人生交錯ラブコメディー。

 海野凪は、エリカに彼氏のフリをしてくれと半ば強引に頼まれてしまうが、エリカは凪と取り違えられた子どもで、凪はエリカの許嫁相手だということを2人は知らなかった…。そして、凪とエリカは両家公認の許嫁関係となり、同居生活を送ることになるストーリー。

 2020年5月15日に発売されたコミックス第1巻は、書店で売り切れが続出し、講談社史上最速で10刷りを達成。編集部によると「コミックスを発売する度に記録を更新しており、講談社内でも注目されている作品の一つです」と説明しており、2021年1月に発売された第5巻は、令和に発行された講談社作品の中で、初版最高部数を記録するなど注目作品となっている。

 海野凪役の石川界人は「個人的にラブコメが大好きで『カッコウの許嫁』も、読んでいた作品なのでとてもうれしいです。今一度読み返してキュンキュンしながらも作品にかける思いも高めていきたいと思います」、天野エリカ役の鬼頭明里は「容姿端麗で明るくてカリスマ性のあるエリカは、原作漫画を読んでいても本当にかわいらしい子だな!と思っていました。そんなエリカをアニメでより魅力的に感じていただける様に、少しでも力添えできたらと思いますのでよろしくお願いします!」と喜びながら意気込んでいる。

 また、原作者・吉河美希氏は「読んでくださった皆さまのおかげで私の手元を巣立ちアニメ化となりました!すてきなスタッフさんのもとでカッコウの許嫁がさらに大きく羽ばたくことを祈っております!! お楽しみに!!」とコメントを寄せた。

■スタッフ情報
総監督:赤城博昭
監督:白幡良志之
シリーズ構成:中西やすひろ
キャラクターデザイン:高野綾
アニメーション制作:シンエイ動画/SynergySP