松本潤“定年制”導入でJr.発掘へ!今後はレッスンも担当か

2021年1月29日

女性自身

23年放送のNHK大河『どうする家康』で主演を務めることが発表された松本潤(37)。嵐のメンバーが大河に出演するのは初めてのことで、同時に主役の座も掴むという“偉業”を達成した。

松本の大河出演が決まったことで、ファンや関係者の間では“復活待望論”がふたたび盛り上がりを見せている。

「嵐は大河翌年の2024年に結成25周年を迎えます。これまでSMAPやTOKIOらが、25周年を迎えましたがいずれも記念ツアーを行うことができなかった。昨年で25周年を迎えたV6も、コロナ禍でライブを行うことができませんでした。嵐も昨年、観客を入れての国立競技場でのライブができないなど悔いが残っているはず。24年に再集結してライブを行う可能性はあると思います」(テレビ局関係者)

3年後の再集結に向けて期待が高まるところだが、その前に松本には嵐の後継者育成という“大きな課題”が待ち受けている。

「松本さんは嵐のコンサートで演出や構成を担当する、“演出家”でもあります。’19年の活動休止発表以降は、後輩グループの育成にもより注力するようになりました。King&Princeのコンサートに足を運び、メンバーに演出面での指摘を細かくしたこともあるそうです。

大みそかに行われた配信ライブにもHiHi Jetsや7 MEN侍といったデビュー前のグループをバックダンサーとして参加させたのも、“教育”の一環だったのでしょう」(音楽関係者)

松本が後輩育成に尽力する脳裏には天国で見守る“父”の遺志があるという。

「’19年に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)は、世界進出が長年の夢でした。『エンタメの僕を作ってくれたのはジャニーさん』と明言してきた松本さんとしては、嵐が活動休止した今、後輩グループが海外でも勝負できるように育てたいと考えているそうです。

’19年8月に米・ロサンゼルスで開催されたお祭りにジャニーズJr.のユニット・美 少年が参加した際は、松本さんも現地まで同行。熱心にアドバイスしていたといいます」(前出・音楽関係者)

■滝沢副社長に気になる後輩の名前を…

しかし、松本に残された時間はそう多くはないようだ。

「先日、所属するジャニーズJr.のタレントが満22歳到達後の最初の3月31日までに事務所と合意に至らなければ活動を終了するという“定年制”の導入が発表されました。そのため、デビューできるように後輩たちを急ピッチで指導していく必要があります。

松本さんは今後、Jr.の発掘も何らかの形で関わっていくそうで、副社長の滝沢秀明さん(38)とも連携を取りながら関東、関西問わず、気になったJr.の名前を伝えているそうです。レッスンも定期的に見ていくことになるといいます」(前出・音楽関係者)

オファーから約2カ月熟考して大河への出演を決断したというが、その陰にはある覚悟が秘められていた。松本をよく知るテレビ局関係者は言う。

「通常、大河の撮影は放送前年の夏ごろからスタートしますが、松本さんは演技への探求心が強いので、’22年初頭から所作指導や乗馬訓練などに取り組むでしょう。また、時期は未定ですが『99.9』の続編計画も進行しているといいます」

つまり、松本が後輩たちとじっくり向き合えるのは実質、今年しかないというのだ。

「それでも松本さんが後輩指導を買って出たのは“自分を育ててくれたジャニーさんと事務所に恩返ししたい”と考えているからだと思います。そして後輩たちのデビューを見届けて、大河主演を張る役者として自らを高め、万全の態勢で嵐の再集結を迎えたいという思いもあるのでしょう。

この3年間は今までとは違う困難が続く“茨の道”ですが、松本さんは突き進む腹を決めたそうです」

松本は今回の大河出演にあたって、こうも語っている。

《嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません》

後輩とともに大海原へとこぎ出した松本。“3年間の荒波”に立ち向かい、再び集結する日が今から待ち遠しい。

「女性自身」2021年2月9日号 掲載