2021年1月18日
日刊スポーツ
TOKIO長瀬智也(42)が18日、都内で行われた今月22日スタートのTBS系主演ドラマ「俺の家の話」(金曜午後10時)の会見に出席した。3月をもってジャニーズ事務所から退所して裏方に専念することを発表しており、退所前最後の連続ドラマ主演となる。
劇中では、けがや年齢もあってほそぼそと試合に出ていたレスラー、観山寿一を演じる。ドラマのポスターでは、上半身裸でポーズをとり、鍛え上げた肉体を披露している。あらためてポスターを見て「モザイクかけなくて大丈夫ですか」と言い、笑いを誘った。
肉体づくりについて聞かれ、「毎日ヘビメタを聴いていました。ヘビメタ聴くと、ああいう体になりますから、お試しあれ。闘争本能を目覚めさせないと、トレーニングもできないですから」とジョークを飛ばした。昨夏から約3カ月間で12~13キロ体重を増やしたという。「コロナもあったので、夏くらいから、ちょこちょこやり始めたって感じですね」と明かした。
劇中では、ある日「能楽」の人間国宝である父親(西田敏行)が危篤と連絡が入り、家出してから20年以上音信不通だった実家に戻るが、一命を取り留めた父親から、謎の女性ヘルパー(戸田恵梨香)と婚約して遺産も全て女性に譲ると宣言される。レスラーを引退し、家族とヘルパーを巻き込み、介護と遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げる。
役どころについて「ピークを過ぎたレスラーで、自分にも重なる部分があったりとか、42歳にして、おやじの介護のために自宅に戻っていろんなことに巻き込まれている男を演じますので、楽しみにしていただきたいです」と説明。「連続ドラマのキャパを超えているんじゃないかと思います。能とプロレス。これを実際に経験させてもらって、思うことはたくさんありました。いいところも悪いところも、伝わったらいいと思います」と伝えた。