Snow Man頼れる「兄貴分」岩本照 ストイックな肉体派アイドルの魅力とは?

2021年1月16日

J-CASTニュース

Snow Manのパフォーマンスを支える岩本照(ひかる)は情にも熱いグループの頼れる兄貴分。ストイックに身体を鍛えながら、「ある場所」が大の苦手で仲間に甘えまくりというギャップも併せ持つ。彼の魅力はダンスや歌だけではないようだ。

「SASUKE」で男泣きする反面、極度のお化け恐怖症

Snow Manのリーダーである岩本照は、1993年生まれの27歳。メンバー9人の中ではちょうど真ん中に位置する年齢だ。幼少期からダンスを習っていた岩本は「どうすればダンスで生きていけるか」と考えた結果、自ら履歴書を送って2006年にジャニーズ事務所に入所。Snow Manメンバーとなり、2020年にデビューを掴んだ男だ。

13歳にして「ダンスで生きていくためにジャニーズ事務所に入る」という答えを導き出したエピソードからもわかる通り、岩本には気持ちのいい男らしいエピソードが多々ある。例えば、後輩となるHiHi Jets・井上瑞稀が、本番直前に鼻血を出してしまった際に手際よく介抱してくれたと語ったことがある。一見強面に見える岩本だが、「めちゃくちゃ優しい」、「男としてカッコいい」など後輩ジャニーズJr.たちからの信頼も絶大だ。

一方で、自分に対してはかなりストイックなのも男らしいポイントだ。岩本は体脂肪率4%という驚異の肉体の持ち主。鍛える筋肉の部位ごとにジムを変えており、2019年12月27日に放送された『調べるJ』にて「(ジムは)多いときには週9(で通っている)」と1日に何カ所もジムをハシゴしていると話していたことがある。こうして鍛え上げられた肉体を活かして、2017年からは「SASUKE」(TBS系)に出演し続けている。20年12月29日放送の第38回「SASUKE」では、樽美酒研二(ゴールデンボンバー)・塚田僚一(A.B.C-Z)らが1stステージで脱落する中、6度目の挑戦にして2ndステージ進出を遂げ歓喜の男泣きを見せた。

だが、完璧すぎないのも岩本の魅力だ。メンバーからは「Mr.お化け屋敷」と称されるほど極度の怖がりで、ジャニーズJr.チャンネルにアップされている複数のお化け屋敷企画動画では、尋常ではない怖がり方をしている。例えば19年5月22日投稿の動画では、一緒に入った目黒蓮の身体にずっと抱きつき、「目黒いなかったら死んでた」と話すほどの怖がりぶりをメンバーにもネタにされていた。さらに、大のチョコレート好きという意外な一面があるなど、このギャップが人気にも繋がっているのである。

振り付け・ラップもお手のもの

そんな岩本は、Snow Manのパフォーマンスに大きく貢献している。アクロバットを得意としており、ジャニーズJr.時代から長身を活かした迫力あるパフォーマンスを披露し続けてきた岩本は、身体能力の高さとダンス歴を活かして振り付けを手掛けることも多い。デビューシングル収録曲「Crazy F-R-E-S-H Beat」や2ndシングル収録曲「君の彼氏になりたい。」も岩本の振り付けだ。

さらに歌唱面ではラップも担当しており、ジャニーズJr.時代はもちろん2ndシングル表題曲「KISSIN’ MY LIPS」でもラップを披露してきた。一方でデビューシングル表題曲「D.D.」では歌のパートも持っており、オールマイティなパフォーマンススキルを持っていることがわかる。

真面目でストイックな部分、Snow Manのパフォーマンスを牽引するリーダーシップ、そしてギャップになるかわいらしい一面を持っている岩本。ぜひ公式YouTubeなどで、彼のスキルの高さを味わって見てほしい。

高橋梓フリーライター。アイドルやアーティストのコラム、インタビュー、ライブレポートなどをメインに執筆中。歌とアニメとレモンサワーが好き。Twitter:@azumaMIC

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