『VS嵐』約13年の歴史に幕 最終回は4時間生放送、5人のロケで相葉が涙「すごいグループだよ、嵐って」

2020年12月24日

オリコン

 約13年にわたり放送された人気グループ・嵐によるフジテレビ系バラエティー『VS嵐』(毎週木曜 後7:00)がきょう24日、最終回を迎える。最後は『VS嵐 最終回4時間生放送SP』として、おなじみのゲーム対決のほか、特別企画として“嵐5人だけ”でロケを行い、思い出作りをする様子を届ける。

 同番組は2008年4月12日よりスタート。時代が変わっても誰もが楽しんでもらえる番組にしたいという番組の思いから、「キッキングスナイパー」や「クリフクライム」をはじめ、これまで50を超えるゲームを開発。数々の俳優、お笑いタレント、文化人、スポーツ選手たちや、TOKIOにV6といったジャニーズ事務所所属のグループ、さらにはトミー・リー・ジョーンズやウィル・スミス、トム・クルーズといった海外のスターたちまでもがゲストとして登場し、さまざまな白熱対決を繰り広げてきた。

 最終回は、豪華企画3本立て。『VS嵐』と言えばゲーム対決だが、今回はタイトル通り、生放送でゲーム対決を繰り広げる。ゲーム対決を生放送で行うのは、2009年7月、2010年7月に続いて3度目、実に10年ぶりとなる。『VS嵐 最終回4時間生放送SP』の事前番組『マデ嵐』(12月18日、21日~23日深夜放送)では、生放送における大規模なセット転換や、テロップ入れの難しさが紹介され、大野智は「多分みんなヤバいね、生放送。自分たちも含めてみんな緊張するね」と語っている。

 対戦相手には嵐に勝ちたい人が勢ぞろいするが、誰が参戦するのかは生放送内で初めて明かされる。『マデ嵐』で、松本潤が「最後だから勝ちたい」と意気込みを見せる一方、櫻井翔は「勝って有終の美を飾りたいし、負けたら負けたで嵐らしいし(笑)」と笑顔で語った。生放送ゆえに、当然ハプニングが起こる可能性もあるが、二宮和也は「なっちゃったらなっちゃったよね、そのまま行くしかないね」と割り切っていた。

 また『VS嵐』のもう一つの代名詞、ババ抜き最弱王決定戦「BABA嵐」の“THE FINAL”が開催される。予選第1試合では北川景子、櫻井、田中将大、生瀬勝久、予選第2試合では佐藤健、戸田恵梨香、二宮、松岡昌宏。予選第3試合では大野、北村一輝、波瑠、松本、予選第4試合では相葉雅紀、上戸彩、ヒロミ、吉沢亮が爆笑&白熱の対決を繰り広げる。決勝戦で待ち受けるのは最弱王3連覇中の仲間由紀恵。まさに奇跡の顔ぶれがそろった最後の「BABA嵐」がどんな展開になるか注目だ。 そして特別企画として、『VS嵐』としては2014年11月の「ハワイで大野が泣いちゃったSP」以来6年ぶり、“嵐5人だけ”でロケを行う。今回は「台場で相葉が泣いちゃったSP」と題し、台場のスポッチャを貸し切って、5人がさまざまなスポーツ体感ゲームを楽しみながら、思い出作りをする姿に密着する。12月17日に放送した「台場で相葉が泣いちゃったSP」前編では、インラインスケートに興じたり、和気あいあいと5人で写真を撮ったりする姿が大反響となった。『最終回4時間生放送SP』の後編では、引き続き5人だけのロケを楽しむ中、「すごいグループだよ、嵐って…」と相葉が涙を流すことに。