嵐「レコ大」特別栄誉賞に違和感 番組初出演と“交換条件”を訝る声も

2020年12月18日

日刊ゲンダイDIGITAL

 以前から「出来レース」や「事務所の力関係で受賞者が決まる」といった噂が絶えない番組だが、また音楽ファンに“大人の事情”を感じさせてしまうことになるのではないか。今年末で活動休止するジャニーズ事務所の人気グループ、嵐の初出演が決まった「第62回 輝く!日本レコード大賞」(30日放送・TBS系)のことだ。

 嵐は今年新設された「特別栄誉賞」を受賞したことで出演が決まったというのだが、1999年のデビュー以来、同番組への出演を辞退してきただけに、ネット上では賛否両論の声が出ている。

<最後の最後まで嵐を見たいから初出演は嬉しいけれど、特別栄誉賞って何だかビミョー>

<年内で活動休止するグループに特別栄誉賞を与える不思議>

<もはやレコ大は賞レースでも何でもなく、視聴率狙いのバラエティ番組。嵐を出演させるために賞を贈ったとしか思えない>

 多くのファンに惜しまれつつ活動を休止する嵐。芸能界や音楽業界に多大な功績を残したのは間違いなく、巷間で言われているように「番組出演」と「特別栄誉賞」が“交換条件”だったとすれば、嵐メンバーにとっても不本意に違いない。