謎肉牛丼にネット民反応 「謎肉が謎じゃなくなる」とツッコミも

2020年11月28日

iza(イザ!)

 日清食品は、「カップヌードル 謎肉牛丼」を12月7日に全国で発売すると発表。「これは喰らわねば!!」「謎肉が謎じゃなくなる」などと、即席食品好きのネットユーザーが早速反応している。

 2018年、19年に販売された「カップヌードル」の人気具材“謎肉”をごはんに乗せた即席カップライス「カップヌードル 謎肉丼」のバリエーション。これまでの“謎肉”に替えて“牛謎肉”を使用し、定番ファストフードの一つである「牛丼」の味わいを表現した商品だ。タマネギの甘みが溶け込んだ甘辛なつゆに、牛のうまみとだしをきかせたしょうゆベースの“特製つゆ”を加えて仕上げたという。1食、税別277円。

 ツイッターでは、「ついにキター」「試す、というより食べたい」「これは喰らわねば!!」「新作連投してて追い掛けるの大変」など、即席食品好きのネットユーザーが早速反応。発売を心待ちにしている様子がうかがえた。

 「ヌードルどこいった」とのつぶやきがあるように、商品名にはメイン具材の謎肉にちなんで「カップヌードル」と銘打たれているものの、カテゴリーとしては「カレーメシ」「ハヤシメシ」などカップライスのシリーズ。麺は入っていないことに注意が必要だ。

 謎肉といえば、17年に同社が謎肉の原料について「大豆と豚肉」と公表し大きな話題になったことを思い出したユーザーもおり、「いやお前牛じゃなくて豚やろ」との指摘も。

 しかし今回使われている牛謎肉について、同社は「牛肉と大豆由来の原料に野菜などを混ぜてミンチ状にし、フリーズドライ加工した具材です」と説明している。「新たに『牛謎肉』を開発したのか」「豚じゃなく牛ですか?!食感気になる…」「牛丼風味にして謎肉載せたわけではないのね」と、新開発具材の牛謎肉に注目する人が少なくない。

 ただ、「牛丼って言っちゃったら、謎肉が謎じゃ無くなっちゃいそう」「牛謎肉って牛でしょ? 謎では無い気もするが…」などのツッコミも見受けられた。

 25日の商品発表と同時に、同社ECサイトでは500食限定で先行販売された(すでに売り切れ)。運よくこれを入手したネットメディアやネット民による食レポでは、従来の謎肉と異なり牛肉の風味があって全体的には「つゆだくの牛丼」に近い味わい、「そぼろの牛丼みたいで美味しい」など、好意的に評価されていた。

 このほか、「容器にぎっしり謎肉だけが入った『カップ謎肉』を出せばいーのに」と、麺や米などの主食パートなしの、いわば“即席カップおかず”商品の提案も見られた。