2020年10月13日
dwango.jp news

V6の井ノ原快彦が主演を務める映画『461個のおべんとう』の完成披露試写会が13日、都内にて開催。井ノ原、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、森七菜、若林時英、工藤遥、阿部純子、野間口徹、映美くらら、KREVA、やついいちろう、坂井真紀、兼重淳監督が登壇した。
本作はTOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるお弁当エッセイ『461個のお弁当は、親父と息子の男の約束。』の映画化作品。ミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続ける決意をするシングルファザー・鈴本一樹を井ノ原が、一樹の息子・虹輝を道枝が演じる。
この日キャスト陣は、衣装に好きなお弁当のおかずのイメージカラーを取り入れて登場。黄色のシャツを取り入れていた井ノ原は「僕は卵焼き。映画の中でも卵焼きを作ることがあって、個人的にも結構練習したので卵焼きを入れてみました」と説明した。道枝はインナーをきんぴらごぼうと説明したが、その色を見た井ノ原は「絶対納得できない!その色ある?」とツッコんだ。
ナスにハマっているという若林は「ナス料理5品くらい作れるようになりました」といい、ナスサラダのレシピを説明。井ノ原に「やってみたいよね」と振られ、「うん」と答えた道枝だったが、料理ができないことを告白。唯一作った料理は自粛期間中に作ったチーズドッグだそうで「10本くらい作って家族に食べさせたら不評でした」とエピソードを明かした。
撮影中には、作った卵焼きをキャスト陣に振る舞ったという井ノ原。いつも昼食を一緒に食べていたという道枝は、井ノ原の卵焼きについて「毎日味を変えてきてくださるので、お昼ごはんの時間になったら『どんな卵焼きなのかな』って楽しみにしてましたね」とにっこり。どの卵焼きがよかったかと井ノ原が質問すると、道枝は「紅生姜入ったやつ!」と即答し「すっごいおいしかった。上がる」と笑みを浮かべた。
井ノ原との思い出を尋ねられた道枝は、ギターをもらったことだと回答。撮影と同時期になにわ男子の全国ツアーのリハーサルをしていたといい「そのときにギターを披露するって言ったら『ギター何本持っていくの?』って言われて、『1本です』って言ったら『2本持ってたほうがいいよ』って言っていただいて。『貸してあげるよ』って言われたんですけど『いつ返せばいいですか?』って聞いたら『あげるよ』って言っていただいて」と経緯を説明した。道枝は「すごいうれしかった。先輩から初めてもらったギターで」と思い出を語った。井ノ原も「大事に使ってくれそうな人だな、と思ったので。お近づきのしるしに。あと、一生懸命練習してたから」と微笑んだ。
親子役を演じた井ノ原と道枝だが、“タメ口協定”を結んでいるそうで、井ノ原は「いきなり親子ってなかなか難しいし、先輩後輩なんですけど26個離れてるんです。僕の26個上の先輩いないので、彼の気持ちがわからなかったんですよ。まず最初にどうしたらいいかな、ということで、タメ口協定を結ばせていただいたという次第でございます」と明かした。
主題歌の『Lookin’4』も歌っている2人。井ノ原が「最後にみっちーと歌ってるあの歌が、何か形になってくれたらいいな。ジャニーズさんお願いします!」とコメントすると、会場からは大きな拍手が贈られた。
映画『461個のおべんとう』は11月6日(金)より全国ロードショー。