嵐、紅白の大トリ確定で囁かれる「歴代最長ステージ」は本当か?

2020年10月12日

アサジョ

 無観客での開催が決定している今年の「NHK紅白歌合戦」。様々な大物の出場が噂されるなか、やはり注目の的は今年いっぱいでの活動休止を表明している「嵐」だろう。その嵐にとんでもないステージが用意されるとの噂が業界を駆け巡っている。

「一部では嵐に15~20分の持ち時間が与えられると報じられていますが、それをさらに上回る時間が用意されるというのです。いくらジャニーズで人気トップのグループとはいえ、実現すれば異例中の異例。しかもSMAPとは異なり、世間に浸透している曲がさほど多くないのに20分以上も出ずっぱりであれば、“子供からお年寄りまで”が楽しめるような放送になるかは疑問ですね」(業界関係者)

 嵐は昨年も大トリを務め「嵐×紅白スペシャルメドレー」を披露している。メモリアルとなる今年はその比ではなく、前例のない歴代最長の時間が用意されているというのだ。それでもNHKにとっては、この異例のシフトがプラスに働くという。

「今回、嵐が3年連続4回目の大トリになるのは確実で、23時台の出演となるはず。この時間帯なら、高齢の視聴者はチャンネルを変えずに紅白後の『ゆく年くる年』を観るという視聴パターンが定着しています。また男性を中心にした若年層はそもそも裏番組の『笑ってはいけない』(日本テレビ系)を観ていますから、紅白の視聴率にあまり影響はありません。ここでNHKが最も取り込みたいのはF1層(20~34歳の女性)とF2層(35~49歳の女性)であり、この層には嵐の長時間ステージが刺さるというワケです」(前出・業界関係者)

 白組の出演者に20分以上の持ち時間を割くことは、紅白歌合戦の趣旨にそぐわない感もあるが、すべては視聴率が解決してくれるのかもしれない。

(白根麻子)

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