2020年10月4日
朝日新聞デジタル
国営ガルーダ・インドネシア航空は、機首に水色のマスクを「着用」させたユニークなデザインの旅客機を披露した。
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、国内ではマスクの未着用が度々問題となっており、啓発のために始めた。
新デザインは、機首の突き出た「鼻」から「口」の位置を水色のマスクが覆うように塗装され、胴体にはインドネシア語で「マスクを着けよう」と記された。
同航空が1日に発表した。機体はエアバスA330―900neo機で、塗装作業に計60人、120時間を要したという。計5機に塗装する予定で、2日の国内線を皮切りに、7日のジャカルタ―羽田便、9日の羽田―ジャカルタ便など国際線でも運航する。