2020年9月25日
朝日新聞デジタル
スターバックスコーヒージャパンは25日、現在はプラスチック製カップで提供している冷たい飲料の一部について、11月から紙カップでの提供を始めると発表した。
来年2月には国内の全1500店超に導入し、年間で約6100万杯分のプラ製カップの削減につながるとしている。
冷たい飲料を紙カップに入れると、結露ができて軟らかくなる課題があったが、内外両面にラミネート加工をして解決したという。ストローを使わずに飲めるふたをつける。全店で導入する来年2月にはアイスコーヒーやスターバックスラテなど、アイスの定番商品の約6割にあたる17品目で紙カップに切り替える。温かい飲料も同じカップを使うという。
また、スタバは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止していたタンブラーへの飲料の提供を16日に再開した。同じく中止していたマグカップでの提供は10月1日に再開するという。(土居新平)