増田貴久『レンタルなんもしない人』、放送再開! 磯村勇斗出演、藤井直樹も再登場

2020年9月2日

マイナビニュース

アイドルグループ・NEWSの増田貴久が主演を務める、テレビ東京系新ドラマホリック! 『レンタルなんもしない人』(毎週水曜 24:12~)が、9日より放送を再開する。

同作はTwitterフォロワー約25万人で、「なんもしない人(ぼく)を貸し出します。」「ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます。」と宣言しながらサービスを行う「レンタルなんもしない人」による、『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(晶文社)の実写化作。原作協力には『〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。』(河出書房新社)も入る。増田は主人公のレンタルなんもしない人・森山将太を演じる。

新型コロナウイルスの影響により放送が延期となっていたが、第9話から放送再開となる。依頼は「思いっきり恋人の惚気話を聞いてほしい!」で、恋人のことが大好きだが世間体を気にしている永田知世役を土村芳、知世の恋人で天真爛漫でキュートな小川優季役を古川琴音がそれぞれ演じる。同性同士の恋愛で周りに堂々と恋人の話をすることができずモヤモヤしている葛藤だけでなく、あたたかくかわいらしいカップル模様にも注目となる。

10話のショートストーリー「筋トレ中に、筋肉たちに声援を送ってほしい」と依頼をする古橋役にオードリーの春日俊彰が決定。同じく10話、「自分以外の生物がいる状態の自分を確認したい」と依頼をするメインゲストの滝口誠役には、磯村勇斗が決定。ある時期を境に一人で暮らすことを余儀なくされた滝口は、自炊の料理を振る舞い、一緒にお酒を飲むレンタルさんに波長が合うと言い出し、過去の過ちを聞いてもらいたいと、新たな依頼を申し出る。承諾したレンタルさんには、ある事件をきっかけに少年院に入っていたことを告白する。

12話「形見の帽子をかぶり、一緒にお茶をしてほしい」と依頼をするメインゲストの森田希美役には松本若菜が決定。好きだった人が自殺を図り他界したため、何か自分にできることがあったのではと悔やむ希美だが、次会う時に渡す約束だった形見の白いハンチング帽をかぶったレンタルさんがあることに気づく。依頼の他にも、家計が厳しくなってくるレンタルさんの家庭やレンタルさんの“アンチ”神林との直接対決、雑誌売り・金田の失踪といった、レンタルさんだけでなく周りにも変化が。第11話には、神林の弟・颯太役の藤井直樹(美少年/ジャニーズJr.)も再び登場する。

○磯村勇斗 コメント

・増田貴久演じるレンタルさんの印象は?

特別何かを持った存在ではないが、どこか寄り添ってくれる。一緒に時間を共有するだけで心の穴を埋めてくれる。(増田の)レンタルさんからはそんな静かな優しさが滲み出ていました。彼の目を見ると何もかも浄化されるような感覚です。

・依頼者を演じてみて

今回演じた滝口は、人には言えない秘密を抱えている依頼者でした。誰にも言えない、どうしたら良いのか分からない。滝口を演じる上で彼の過去をしっかり作る事が必要だと感じました。そしてレンタルさんと会ったことによって、彼のバックボーンに隠されたものをどのように表に出していくか、悩みました。

・実際にレンタルさんに依頼するとしたら

普段一人で台本を覚えているのですが、時に、これ誰か相手役やってくれないかなと思うシーンがあるので、レンタルさんに「台本を覚えるのを手伝って貰いたい」と依頼したいです。

○松本若菜 コメント

・増田貴久演じるレンタルさんの印象は?

本物のレンタルさんをテレビで知ったのですが、目の動きや佇まいがそっくりでした。苦しい辛い心を”なんもしない”ことでそっと包み込んでくれるような不思議な感覚を感じたのは、増田さんがレンタルさんになりきっていたからだと思います。実際の増田さんはとても優しく、気さくに話し掛けて下さったので、温かい空気感で撮影に挑むことができました。

・依頼者を演じてみて

私が演じた女性は、色々な想いを抱えてレンタルさんに依頼をします。答えのない答えを求めて苦しんでいる人だったので、演じた役の気持ちを引きずってしまいましたが、それも含め凄く素敵な役に出逢い、私の中の世界観を一つ広げていただけた感じがします。

・実際にレンタルさんに依頼するとしたら

私は人口が少ない田舎で育ったので、行列に並んでお店に入った事が無く、東京に来てランチの行列を見てビックリしました。

どんなに美味しいと噂のお店だったとしても、直ぐに入れるお店を選んでしまうので、レンタルさんに並んでいただけるなら有難いなと思いました。