中居正広「あんなことできるのお前らだけだ!」 「音楽の日」でぶっこんだ堂本光一が舞台裏明かす

2020年8月18日

スポニチアネックス

 「KinKi Kids」の堂本光一(41)が17日深夜に文化放送「レコメン!」内で放送された「KinKi Kidsどんなもんヤ!」(月曜深夜0・05ごろ)に単独でリモート出演。親交の深い先輩タレント、中居正広(48)との「音楽の日」共演裏話を楽しそうに明かした。

 「KinKi Kids」は7月18日に約9時間半にわたって生放送されたTBSの音楽番組「音楽の日」に出演。昨年7月9日に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)が「KinKi Kids」の前に2人に命名したユニット名をそのまま楽曲にした「KANZAI BOYA」に続いてヒット曲「フラワー」を披露し、ジャニーさんに扮した光一は番組MCを務める中居に「スケートボーイズ」ネタをぶっこんで話題となった。

 「スケートボーイズ」は「SMAP」結成前に中居らSMAPメンバーが活動していたユニット名。「音楽の日」では、ジャニーさんに扮して「KANZAI BOYA」を披露した光一がそのままの姿で次の「フラワー」を歌い出すと、中居は苦笑いしながら光一へ向かって何度も“取れよ”と帽子を取るようにジェスチャーでアピールしたが、そこで光一が「ユー!名前、思いついたよ!スケートボーイズだよ!」と曲中にも関わらずジャニーさんのモノマネでぶっこみ、中居を大笑いさせていた。

 光一によると、もともとは2曲別々に披露する案もあったが、コロナ禍での安全面を考慮し、滞在時間や接触機会を少なくするため2曲続けての披露が決定。そうなると、光一はジャニーさんに扮したまま「フラワー」を歌うことになるため衣装をどうするのかという声もあったが「いいよ!そのままやるから!そのままやった方が楽しいじゃん!」という光一の一言で今回の形式に決まったという。

 ここで光一は「ぶっこんじゃおうかなと思いまして」とし「前日のリハの時に思いついちゃったんで。一応(それを)言った時にね、カメラさんというか、サブ(副調整室)にいるディレクターさんとか、本番でいきなりやると『撮れ!撮れ!中居撮れ!中居撮れ!』みたいな、なんかこう大慌てになるのがちょっと申し訳ないなと思ったので、リハーサルの段階でディレクターさんに『ちょっと中居くんにこの部分でぶっこもうと思うので、その時は中居くんをぜひ映してください』というお願いだけして本番を迎えました」とスタッフに「スケートボーイズ」ネタを用意周到にお知らせ。その結果、中居の、あの何とも楽しげな表情がばっちり放送できたのだと明かした。

 そして、光一は番組が終わると中居に連絡。「歌い終わって、帰って、中居くんにメールさせてもらって。『番組で何があっても中居くんがすべてを成立させてくれるような雰囲気をいつもくださるので。ありがとうございました』というふうにメールを送りました。そうしたら『あんなことできるのお前らだけだ!』と、とても愛情あるメールが返ってきました。『コロナ禍が落ち着いたら食事行こうな』というふうにもおっしゃっていただき、非常に…。もちろん今、事務所はね、中居くんはジャニーズ事務所ではなくなりましたけども、本当に素晴らしい先輩であることは今でも変わってないなあという空気感だし、そんな感じであの日の生放送やらせていただきました。中居くんには改めて感謝ですね」と舞台裏も明かして先輩に感謝していた。