金魚3万匹、光や音と競演…アートアクアリウム美術館

2020年8月27日

読売新聞オンライン

 巨大な鉢の中を泳ぐ約3万匹の金魚たちを幻想的な光や音の演出とともに鑑賞できる「アートアクアリウム美術館」が東京・日本橋に開館するのを前に、展示の内容が27日、報道陣に公開された。

 会場は六つのエリアに分かれ、江戸時代の花街を表現した「浮世」エリアでは、最大で直径2メートルの巨大な金魚鉢の作品「花魁おいらん」が16個並び、赤や緑などきらびやかにライトアップされている。高さ2メートルの円柱の水槽が立ち並ぶ「金魚の杜もり」では、森の中で泳ぐ金魚をイメージした3D映像が流され、2階から見下ろすことができる。

 28日開館。アートアクアリウムは毎年夏、都内で期間を限定して開催されるなどしてきたが、同美術館の開館で常設展示となる。入場料は中学生以上2300円など。

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