Hey! Say! JUMP薮宏太、少年忍者・元木と共演でキャリアを実感「後輩が増えた」

2020年1月16日

オリコン

 人気グループ・Hey! Say! JUMPの薮宏太(29)が16日、都内で行われたミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』の製作発表記者会見に参加した。

 同作は、『キャッツ』や『オペラ座の怪人』を生み出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『エビータ』『ライオンキング』などの作詞を手掛けたティム・ライスが、まだ学生時代だった頃に初めてタッグを組んで生み出した、両巨匠の原点ともいえるミュージカル。

 旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに、波乱に満ちたジョセフの人生が全編楽曲でつづられ、数奇な運命を辿るジョセフの人生にふさわしく、ロック、バラード、シャンソン、カントリー、ロカビリー…と多彩なジャンルの楽曲が演奏され、天才作曲家がまさに誕生した瑞々しい希望に満ちた作品となる。

 主人公のジョセフを演じる薮は「ジョセフの人の痛みがわかる部分を、この作品を通じて伝えられたら」と力を込めた。「観に来た人がチケットのお値段以上なものを感じられるような作品に」と宣言すると、村井國夫は「それはプレッシャーだな」とこぼした。父親役の村井は「孫かと思ったら子どもでした。かわいいですよね」と薮にデレデレだった。

 また、少年忍者(ジャニーズJr.)の元木湧と共演。元木が18歳と知ると薮は「ちゃんとしゃべるのは初めて。年はちょうど一回り違う。意外と、僕もこの仕事やらせていただいているんだな、と。後輩も増えた。その実感が湧きましたね」とキャリアの積み重ねをしみじみと口にした。

 ド緊張の元木は「手汗がびっしょり。どうしよう…」と困惑しながらも「話したことは、ほとんどないんですけど信頼しています。先輩方から『薮くんは優しいからアドバイスもらいな』って言われました」と頼った。「ちなみに誰から?」と薮が聞くと元木は「Snow Manの佐久間(大介)くんから」と返答。薮は「後でほめときます」とご機嫌。フォトセッション時にポスターのように両手を広げた写真を求められると、薮は「すしざんまいということで」とちゃめっ気たっぷりに話し、笑わせていた。

 同ミュージカルは4月7日から29日まで東京・日生劇場で、5月14日から18日まで大阪・オリックス劇場で上演される。

 会見にはすみれ、シルビア・グラブ、小西遼生、芋洗坂係長こと小浦一優も参加した。