2020年6月8日
NEWSポストセブン

グループとして活動だけでなく、ドラマに情報番組の司会にと活躍の場を広げる関ジャニ∞・丸山隆平(36才)が、今度は実に13年ぶりとなる時代劇の主役を務める。WOWOW『連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー~ザ・お伊勢参り~』では、“ダメ男”辰五郎役を演じている。そんな丸山に、役のことやメンバーのことを聞いた。
◆追い詰められる方がやりがいも感じられる
15のときから賭博で数々の修羅場をかいくぐり、「土壇場の辰」の異名をとる辰五郎だが、実はそんな一面にも親近感があったとか。
「ぼく、土壇場まみれですもん(笑い)。きっちり段取りがあるのはどうも苦手で、全部自由で『はい、どうぞ』と無茶ぶりされる方がハジけられる。追い詰められる方がやりがいも感じられるんです」
ならば辰五郎と並んで、自身も「土壇場のマル」ということか。
「う~ん、そこは『身の程知らずのマル』で! だって小学生の頃はまさか(ジャニーズ)事務所へ入るともアイドルになるとも思わなかったし、ベースをやるとも、朝の番組(MBS『サタデープラス』)の司会をやるとも全然思っていなかった。そんな自分があれよあれよとデビューして、CDを出して、ドームでライブをさせてもらえるようなグループにいる。でもお前は本来そんな器の男じゃないだろう、もうちょっと身の程を知れよ、と。
お前をそうしてくれたのはファンであり、事務所であり、スタッフなんやから、メンバーにも感謝しろよ。その意味で身の程知らずのマルです。
メンバーは何かひとつの形に収まるものとは違う、唯一無二の存在ですね。家族、友人、戦友はたまた居場所とか、そうしたどれかひとつではなくて全部をひっくるめて横山(裕)も昔言うてたけど、『関ジャニ∞』という関係性です」
◆人と人とのつながりって悪いもんじゃない
メンバー愛を語ると、「辰五郎も金の運はなくても、人との縁に恵まれて助けられているヤツやなって思いますよ」と照れ笑いする。
「ぼくは逆算して計画的に動くことが苦手なので、明日のことは明日考える性格も辰五郎とは似ているかもしれない。だけどいまはみなさん、そういう考え方に傾きつつあるんじゃないでしょうか。コロナの影響で何がどう変わるか予測がつかなくて、試行錯誤して動いても次の日にはすべてがひっくり返されてしまうこともある。それでも何かを模索し、目の前の現実を打破しようと考える個々のエネルギーがとても大きくなっていると感じます。明日のことは明日考える辰五郎の生き方は単なる成り行き任せではなく、生きていく上で欠かせないスキルだと思う」
江戸の世を描く時代劇ゆえに気づくこともあったと明かす。
「最終話で描かれる借金取りの菊佐(山本耕史)との浅からぬ縁にしても、『生きるってこういう人間関係の積み重ねだよな』としみじみ思いました。恩義を重んじる江戸の人情はいなせやなぁって。いいっすよねぇ…人と人とのつながりって悪いもんじゃない」
どたばたの旅で辰五郎たちが本物の家族のように絆を深める姿も胸を打つ。コロナ禍で殺伐とした世の中へ傾きつつあるからこそ、身の回りの大切な縁を見つめ直すきっかけともなるかもしれない。
『連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~』
金なし、運なし、人徳なしの“ダメ男“辰五郎(丸山隆平)のお伊勢参りを描くロードムービー。大ヒット映画『超高速!参勤交代』原作・脚本の土橋章宏と監督の本木克英が再びタッグを組んだ、超エンターテインメント時代劇。
(6月6日夜10時から、WOWOWで放送スタート。全6回。第1話無料放送)
※女性セブン2020年6月18日号