2020年5月29日
ココカラネクスト
葛飾区のパーソナルトレーナー小澤源太郎です。
足にこだわり、お客様の慢性痛の解決を目指しています!
要介護になる原因のうち、関節疾患、高齢による衰弱、骨折・転倒は、合わせて30%程度になるとデータがあります。(出典:厚生労動省 H25 国民生活基礎調査)しかし、「自分の足で歩き、健康寿命を全うしたい」という想いを持っている人も多いはず。では、一体どうしたらよいのでしょうか?
今日はその、関節や骨に関わってくる骨密度についてお話をしていきます。
骨密度って??
骨を構成している、カルシウムなどのミネラル成分の詰まり具合のことです。骨は強い体をつくりあげるとともに、内臓を保護する役割があります。血液を作り出す骨髄組織も存在し、体内のカルシウムの貯蔵庫としての役割もあります。
骨密度の平均値は男女とも30歳辺りをピークに何もせずにいれば減っていきますが、運動や食事によって増やすことも出来ます。
30歳を過ぎたら骨密度は落ちるしかない、と思っている方もいますが、そうではありませんよ!
しかし、女性は閉経後に一気に骨密度の低窩が進むと言われているので、用心が必要です。
運動で骨密度を増やそう!
日頃から筋トレをされている方、ジャンプするようなレッスンに出ている方、ウォーキングの習慣がある方・・・
凄くいい状態です!その習慣を続けていきましょう!
そう、特別な運動は必要ありません。ウォーキングやジョギングといった、重力がかかる運動が効果的です。
しかし、それだと下半身の骨がメインになってしまうという問題点もあります。
下半身だけではなく、上半身も強くしよう!!
骨折するのは何も足だけではないですよね?
転んで腕を着いたら、その腕が折れてしまうことも考えられます。それだと、歩くことはできるけど、不便です。では、どのように上半身の骨に刺激を与えるのか。
腕立て伏せができなくても、この体勢をとるだけでも腕には重力がかかります。(膝をついていてもOK)もし、この姿勢もきつければ、壁に手をついて、押すような形をとってもOK!今どきだと壁ドンでしょうか??
このように何か床や壁などで腕を押すような動作をすることで、骨に刺激を与えることができます。
その他にもフィットネスクラブに通われている方であれば、ウェイトマシンのチェストプレスやフリーウェイトのベンチプレスなどを行っていきましょう!
終わりに
骨密度には、運動だけではなく栄養や日々の生活も関わってきます。
その中でもまず、できそうなことから少しでもいいのではじめていきましょう。
どんどん少子高齢化が進んでいくと言われている中、特に若い方は自分で健康で居続けることが大切になってきます。介護を受けなくても良いカラダづくりのために、このような運動も意識的におこなっていきましょう!
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[記事提供:http://natural-city.com]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。