新型コロナウイルスが地球にもたらした5つの変化

2020年4月26日

中央日報

新型コロナウイルスは人間だけでなく地球にも大きな影響を及ぼした。新型コロナウイルス以後、地球にはどのような変化が起きたのだろうか。

1.人間の移動が止まった

自動車が消えた道路。新型コロナウイルスで封鎖された都市では人間の移動が止まった。ニューヨークやパリなど大都市でも交通混雑が消えた。米カリフォルニアは自動車事故が半分に減った。

世界の空路も閉ざされた。欧州の航空便は90%以上減り、韓国でも国際線搭乗者数が95%急減した。

2.動物は自由を得た

人間の活動がまばらになり野生動物が再び現れた。オーストラリアのアデレードでは1頭のカンガルーが通りを疾走する場面が捉えられた。人の姿がなくなった公園ではジャッカルがうろつき、インドのデラドゥンではアクシスジカが村の通りを駆け回った。

閉鎖された動物園は動物たちの遊び場になった。水族館に暮らす南極出身のペンギンは北半球のベルーガに会いにきた。

3.空がきれいになった

新型コロナウイルスは逆説的に人類にきれいな空気をプレゼントした。新型コロナウイルスで封鎖措置を取った国は粒子状物質濃度が9%ほど下がった。衛星写真でも世界各地の大気汚染度が明確に改善された。

最悪の大気汚染国であるインドでは青い空が現れた。インド北部のジャランダルの住民らは初めて200キロメートル離れたヒマラヤのダウラダール山脈を肉眼で見た。韓国も冬季の粒子状物質濃度が昨年より27%減った

4.水がきれいになった

観光客が減った「水の都」イタリアのベネチアの運河は鮮明なエメラルド色を取り戻した。水が澄んで底に住む魚とクラゲが見えるほどだ。

5.地球が静かになった

人間の活動が減り都市の騒音も消えた。騒音が消え地震波の雑音も3分の1ほど減った。地質学者はおかげで地震・火山活動観測が容易になったという。

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