赤西仁と錦戸亮ユーチューブデビュー コロナ禍で転換“エンタメの未来”

2020年4月10日

東スポWeb

 コロナ禍で本来の活動ができないスポーツ選手や芸能人が続々とユーチューブに参入している。元KAT-TUNの赤西仁(35)と元関ジャニ∞の錦戸亮(35)も、9日にユーチューブチャンネル「NO GOOD TV」を開設した。

 赤西と錦戸は、共同のツイッター「N/A」などを通じて活動。5月24日には一緒にハワイでライブを開催する予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって中止になった。

「#0」というタイトルで配信された動画は、米国にいる赤西と東京にいる錦戸をつないで、タイトルや企画などを相談し合う内容だった。錦戸は「こんな時期に何かできないかと思いまして、ユーチューブとか動画の配信をして暇つぶしにでもなればいいかなと思いまして」と、急きょチャンネルを開設した理由を明かした。10日午前9時時点でチャンネル登録者数が約14万人の人気ぶりだ。

 ジャニーズ事務所を退所してからツイッターなどを駆使して活動してきた赤西だが、このような形のユーチューブ動画に出るのは初めて。トーク番組的な内容に本人も「5年ぶりくらいだからさ、番組的な感じは」と最初は戸惑いを見せていた。

 それでもこれまで手を出していなかったユーチューブに乗り出したのも、錦戸が説明したようにコロナの影響が大きい。「コロナによりアーティストはライブができない。バラエティー番組の収録も中止になっているため、芸人やタレントも仕事がない。そこで2人のように、自宅でも収録できるユーチューブに進出する人気者が爆発的に増えるだろう」と芸能関係者。

 もう何年も「ユーチューブの時代」と言われてきたが、それでも日本のエンタメ界の主流はテレビだった。それがコロナにより、半ば強制的に転換することになりそうだ。