ジャニーズの絶対エースは嵐 YouTubeライブ“驚異の数字”

2020年4月8日

日刊ゲンダイDIGITAL

 3月29日から4月1日の4日間にわたり、ジャニーズ事務所の所属アーティストが無観客ライブを配信した「Johnny’s World Happy LIVE with YOU」で、嵐が驚きの数字を叩きだした。嵐は3月31日までの予定だった同ライブの追加配信として、4月1日の16時30分すぎに登場。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅ファンが多かったこともあり、開始予定時刻の16時前から待機視聴者数は7万人を突破。前半30分のダイジェスト映像で15万人を超え、嵐が登場すると40万人がリアルタイムで視聴した。

 同ライブは当初、予定どおり3日間で終わる予定だったが、メンバーの強い希望で急きょ延長。メンバー、スタッフともにスケジュールを調整して、昨年12月の東京ドーム公演以来およそ4カ月ぶりのライブとなった。

 ネットニュースやスポーツ新聞、ワイドショーなどで大きく報じられたのは、ライブ出演グループが歌とダンスでつなげる手洗い推奨ソング「Wash Your Hands」だ。通常は1曲を各グループでカット割りしたものだが、嵐メンバーだけの新バージョンも追加。さらには5人それぞれの顔や手を定点カメラがとらえ、正しい手洗いをレクチャーするスペシャル映像も配信された。

 YouTube上では8500件を超えるコメントが殺到。「嵐の手洗い動画はCMにすべき」「不安な毎日の中嵐を見て涙が出ました」「ジャニーズすげえな!」「嵐が居てくれて良かった」など、まさに称賛の“嵐”。公開から1週間足らずで、632万回を超える驚異の総再生回数を弾きだしている(4月7日現在)。

 さらに、後輩グループに圧倒的な差を見せつけた瞬間が。

「3月30日の20時のオープニングはKing & Princeで視聴者数もロケットスタートだったのですが、トリを飾ったKAT-TUNでピーク時から3万人以上減。実はちょうど『CDTV ライブ!ライブ!』(TBS系)の初回4時間スペシャルに嵐が出演し、4曲の特別メドレーが放映されていたからです」(ウェブマガジン関係者)

 今年12月末での活動休止を発表している嵐。新型コロナによる緊急事態宣言で、5月15日・16日に東京・新国立競技場で予定している「アラフェス 2020 at 国立競技場」の実現は難しくなってきたが、五輪延期とともに嵐の活動も1年延長される可能性が出てきているだけに、注目度は高まるばかりだ。