『ベイブレード』21年の歴史初、本物の火花が出る装置発売 安全性は「問題なし」

2020年3月14日

オリコン

 タカラトミーが14日、ベーゴマを現代風にアレンジした対戦玩具『ベイブレード』の本物の火花が出る発射装置(ランチャー)「B-165 スパーキングベイランチャー」を、28日に発売することを発表した。価格は税抜き900円で、ランチャーから本物の火花が出るギミックは、1999年に発売された『ベイブレード』21年間の歴史の中で初登場。ORICON NEWSの取材に対して「すごく低温なものとなっており、何回も実験を重ねておりますので、安全性は問題ございません」と説明した。

 『ベイブレード』はデザイン性が高く、パーツを組み替えられ「改造ができる」バトル専用コマ。99年7月に発売し、2001年1月にテレビ東京で放送したアニメ『爆転シュート ベイブレード』が小学生の間でヒットし、商品が店頭から姿を消したり、販売店の前に長蛇の列ができるなど社会現象にもなった。

 発売となる本物の火花が出る新たなランチャーは、火花はコマ(ベイブレード)を発射(シュート)する時にランチャーの内部で発生し、シュートのパワーが強いほど、発生する火花が大きくなる。また、従来のランチャーよりも強いシュートが打ちやすくなっていることも特徴となっている。

 火花が出る仕組みについて、ORICON NEWSの取材にタカラトミーの担当者は「ベイブレードを発射する際に持ちて手を引っ張ると、内部にあるヤスリのようなものと針がこすれて、摩擦によって出るようになっております。すごく低温なものとなっており、何回も実験を重ねておりますので、安全性は問題ございません」と説明した。

 また、新たに金属製の「シャーシ」と呼ばれるパーツが導入されパワーアップしたベイブレードの機体「B-159 ブースター スーパーハイペリオン.Xc 1A」・「B-160 ブースター キングヘリオス.Zn 1B」などが、28日にランチャーと同時発売される。

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