リメイク版『ファイナルファンタジー VII』の無料体験版が配信開始。ゲーム冒頭の壱番魔晄炉爆破作戦までプレイが可能

2020年3月2日

電ファミニコゲーマー

 スクウェア・エニックスは4月10日にPS4で発売を予定している『FINAL FANTASY VII REMAKE』の体験版を配信開始した。ダウンロード容量は約7GB。製品版への引き継ぎはできないという。

 『FINAL FANTASY VII REMAKE』は、1997年にプレイステーションで発売された『ファイナルファンタジーVII』を、当時のスタッフが原作を元にオリジナル要素を加えて、最先端グラフィックでリメイクした作品。エピソード形式で発売される予定で、この第一作はミッドガル脱出までが描かれる。

 体験版では、本作の冒頭である神羅カンパニーに反旗を翻す組織「アバランチ」が、壱番魔晄炉を爆破を決行する作戦がプレイが可能。元・神羅カンパニーのソルジャーである主人公・クラウドが、アバランチのメンバーたちと共に壱番魔晄炉の奥底に潜入する。

 なお、この無料体験版を2020年5月11日までにダウンロードすると、メインキャラクターが集合したキービジュアルのPS4用テーマが配布されるという。このPS4のテーマは4月10日にダウンロードが可能となる。

 最先端のグラフィック技術はもちろんのこと、コマンドと直感的アクションが融合することでバトルの戦略性は高いものへと変化しているので、この体験版はその真価がわかるものとなっていそうだ。

 これまで東京ゲームショウ2019など、一部のイベントでしか体験版が遊べなかった本作。しかし突然の体験版の配信で、ようやく誰にでも手軽に、本作がどのようなリメイクになっているのか実際にプレイして確かめることができそうだ。オリジナル版『ファイナルファンタジー VII』をプレイしたことがない人でも、体験版はプレイすると本作がどのような作品なのかわかるので、まずは気軽にプレイしてみてはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman