2021年09月06日
オリコン
ジャニーズJr.の人気グループ・HiHi Jets(高橋優斗※高ははしごだか、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)と美 少年(藤井直樹、那須雄登、浮所飛貴、岩崎大昇※崎はたつざき、佐藤龍我、金指一世)が4日、2021年9月新橋演舞場『少年たち 君にこの歌を』公開ゲネプロ後初日前会見に登壇した。会見冒頭から、岩崎が「言って良いのかわからないですけど、実は今、通したの初めてなんです」と暴露。両グループを「やめてくれ!」「それ秘密だろ!」と大慌てさせた。
1969年に初演を迎えアレンジを加えながら歴史をつないできた今作は、少年刑務所を舞台にうっ屈した想いを抱えた少年たちの葛藤と友情を描くエンターテインメント作品。これまでKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow ManもジャニーズJr.時代に主演を経験してきた“若手の登竜門”。2019年にはジャニー喜多川さんが初の製作総指揮を務めた映画も公開された。
初の“通し”を終え、高橋は「全員そろってショータイムまでやったのは初めてだったね。全部合わせて演ってみて、楽しいなと思いましたし、早くみなさんにお届けしたい。特別な体験でした」と手応え。歴史ある新橋演舞場のステージでの主演に、井上は「『滝沢歌舞伎』とかでお世話になっていたんですけど、いざ座長という立場になってみると身が引き締まる想いです。責任感も変わりますし、みなさんに喜んでもらえるように精いっぱい頑張ります」と背筋を正した。
これまでこの舞台を経験した数多くの先輩がCDデビューしたことに、高橋は「僕たちジャニーズJr.の活動をさせていただくなかで、そこは大きな目標でもあるので、常に貪欲に追いかけていたいと思いますし、歴史ある舞台を引き継がせていただいたことも、やり遂げた後はこれからの活動の自信につながる。『少年たち』を成功させ、ファンのみなさんにまたお会いしたいと思ってもらえるような姿で活動したい」と掲げる一方、岩崎は「劇場入りして『あ、これはデビューだ』と…」と満面の笑み。
さっそく浮所から「まだ決まってませんので!」と訂正を入れられ、猪狩から「せめて成功してからにして!」とツッコミ。さらにレポーターから手応えを聞かれると、岩崎は「デビューの(手応え)ですか?」と再び聞き返し、焦りまくりの高橋は「二組ともしないです!」としっかり断言。重ねて猪狩が「新橋演舞場に入ったからOKとは思ってないことはHiHi Jetsはちゃんと意識してます!」と主張すると、「美 少年も岩崎大昇以外は意識してます」「気持ちが先走ってる」「こいつだけ!」と一同から総ツッコミを浴び、イジられていた。
また、最後に改めて意気込みを聞かれた井上は「HiHi Jetsのリーダーの井上瑞稀です。本当に、この11人で最後まで誰一人欠けることなく全35公演駆け抜けていきたいと思います。責任を持ってこのステージに最後まで立ちたいと思ってます」と力強く宣言。高橋が「よく言えた! HiHi Jetsのリーダー、井上瑞稀です!」と持ち上げると、井上は「こういうのやらないって約束でリーダーになったのに…」と恥ずかしげな表情を浮かべた。
美 少年側から“キーマン”を演じる金指が「どうもキーマンの金指一世です。『少年たち』来てくださるお客さんの心の扉をあけるように。キーマンらしく頑張っていきたいと思います」と堂々、あいさつ。猪狩から「キーマンって呼ぶのやめようかな? うちのリーダーよりいいこと言うんだもん…」と再びイジられた井上は「そんなこと言わないでよ!」とタジタジになっていた。 そして、さきほどまで、イジられまくっていた岩崎だったが締めとして「明日から開幕ですが、僕らも準備してそれぞれにいろんな思いをもって取り組んできたのでその想いを感じてもらいつつ、日々進化したすばらしいものお届けできたら。千秋楽まで無事に駆け抜けられたら」と熱い決意を掲げ、最後には一丸となって成功を誓っていた。27日まで同所にて上演される。