相葉雅紀 千円入れることも…『VS嵐』継承の重圧癒す真剣参拝姿

2021年7月10日

女性自身

都内の大通りを一本入った道に、一台の車がとまる。降り立ったのは深緑色のロンTにサンダル姿の相葉雅紀(38)だ。

6月下旬のお昼ごろ、仕事前に訪れたのは、とある神社。手際よく拝殿へ進むと、真剣な面持ちでお参りしていた――。

嵐の活動休止から6カ月。相葉は『VS嵐』の後番組『VS魂』(フジテレビ系)や、『相葉マナブ』(テレビ朝日系)などバラエティ番組で活躍中だ。

「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送のスペシャルナビゲーターに相葉さんは櫻井翔さん(39)とともに就任します。もともとは嵐が、スペシャルナビゲーターでした。しかし東京オリンピックが延期となり、嵐は’20年末で活動休止。大野さんを除くメンバー4人の出演が最後まで検討されましたが、最終的に相葉さんと櫻井さんの2人に決まりました。打ち合わせにも積極的に取り組んでいます」(NHK関係者)

多忙を極める相葉の“神頼み”。実は「ルーティン」でもあった。

「相葉さんは5年ほど前からこの神社に定期的に通っているそうです。ツーリングの途中に地域の神社へ立ち寄ることもあるようなので、日ごろからお参りする習慣があるのでしょう」(相葉の知人)

5月21日放送のラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)で、おの額の話題の際に相葉は、「お賽銭に千円入れることもある」と語っている。

そこまで“熱心”に参拝を続ける裏には、嵐の活動休止が大きく影響しているようだ。

■相葉が吐露していた『VS嵐』後の重圧

「’08年から始まった『VS嵐』の、『VS魂』への“リニューアル”が発表されたとき、相葉さんは『嵐にとって大事な番組枠を僕1人で続けさせていただくことにとてもプレッシャーを感じています』とコメントしていました」(フジテレビ関係者)

’20年12月24日の『VS嵐』最終回では、『VS魂』のスタートにあたり、「俺すげぇプレッシャーなの」と心境を吐露しつつ、涙を流す一幕もあった。

「『VS嵐』はもともと嵐5人の番組でしたし、13年もの歴史があります。相葉さん1人で、それを背負うのは大変なこと。正直、“気負い”が感じられたこともありました」(前出・フジテレビ関係者)

実際に、相葉は今年1月3日の『VS魂』初回生放送後に体調を崩し、翌日に予定していた第2回、第3回の収録を欠席する事態となった。

今年3月には、フジテレビの編成部長も改編記者発表会で、

「(『VS嵐』も13年かけて人気番組になったもの。『VS魂』も時間をかけてじっくりと皆様方に受け入れられる企画を多く作っていきたい」

と述べている。

「『VS嵐』のとき相葉さんは主にボケを担当していて、櫻井さんが場を回していました。しかし、いま共演しているのはSexy Zoneの佐藤勝利さん(24)や、ジャニーズWESTの藤井流星さん(27)、King&Princeの岸優太さん(25)などの後輩たち。彼らはどちらかというとイジられキャラなんです。そのため以前とは違い相葉さんがイジりを担当しているので、試行錯誤を繰り返しているそうです」(番組制作関係者)

相葉同様に、『嵐にしやがれ』から『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)へ嵐の番組枠を継いでいる櫻井も、5月20日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)で、「嵐でやっていた番組を引き継いだので、プレッシャー大きいですよね」と話している。

■風間俊介のサポートには感謝も

だが、たびたび重圧を口にしていた相葉は『VS魂』が始まって以降、表舞台では弱音を吐くことがなくなった。

「まずは“明るく”とバラエティ番組のリーダーとして意識しているのでしょう。相葉さんはよりいい番組にするため、楽屋にレギュラーメンバーが集まった際は、全員で談笑することを心がけているそうです。また『コロナが落ち着いたら焼き肉に行こう!』と声をかけていると聞いています。後輩たちにとっても『VS魂』で、相葉さんの実直に頑張る姿が活力になっているといいます」(前出・番組制作関係者)

同年代の共演者である風間俊介(38)は、サポート役を買って出ているという。

「2人で番組の方向性や役割について積極的に話し合っています。彼らはジュニア時代からの親友で、ともによき理解者。いつも風間さんが相談役になってくれることに相葉さんは感謝しているようです」(前出・番組制作関係者)

奮闘している相葉に、明るい兆しが見えてきている。

「『VS魂』が始まって半年がたち、徐々に手ごたえを感じてきているみたいです。7月1日放送回ではゲストの中島健人さん(27)が相葉さんをイジる場面があり、視聴者だけでなく現場でも大好評。番組の形を模索し続けたことが、少しずつ報われてきています。

また、うれしいニュースもありました。’13年から続く『相葉マナブ』が4月から30分延びて1時間番組に昇格したんです。これは局内での評価が高いからこそ。冠番組ですし、本人にとって大きな自信となったそうです」(テレビ局関係者)

冒頭の神社では祈祷を終えて、足取りも軽やかに車に乗り込んでいった相葉。彼のひたむきに努力する姿を神様も見ているはずだ――。

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