レゴ48万個で実物大「スープラ」…組み立て2400時間、走行も可能

2021年8月12日

読売新聞オンライン

 レゴジャパンは12日、レゴブロックの世界を楽しめるテーマパークやホテルがある「レゴランド・ジャパン・リゾート」(名古屋市)で、レゴブロック約48万個を使ったトヨタ自動車のスポーツカー「GRスープラ」の実物大レプリカの一般公開を始めた。

 1986年のスープラ国内発売から35周年を記念した企画で、制作にはトヨタも全面協力した。開発に3000時間、組み立てに2400時間を要したという。

 レプリカの全長は4メートル35、総重量は1・88トン。タイヤや運転席のシート、ハンドル部分は実際のスープラと同じ部品を使った。電動モーターを搭載しており、特殊な運転操作は必要になるが、最大時速28キロ・メートルで走行可能という。

 レゴジャパンの小西映子マーケティングディレクターはオンラインで開いた披露会で、「レゴブロックを使えば何でも出来る。無限の可能性を感じてほしい」とアピールした。

 展示は10月11日までを予定している。レプリカを見学するには、リゾートの入場料がかかる。