2021年5月12日
FRIDAYデジタル
4月中旬の朝、通勤客が行き交う国際展示場駅前(江東区)に、周囲を圧倒するオーラを放ったスーツ姿の男が現れた。『V6』の岡田准一(40)だ。
一般客も駅を利用するなか、改札を抜け、スーツケース片手に険しい表情を浮かべるシーンを撮影していた岡田。カットがかかるとすぐに駅の中に戻り、スタッフらと話し込みながら、入念にモニターをチェックしていた。
岡田にとって今年は節目の年でもある。四半世紀にわたって活動してきた『V6』の解散が11月に決まっているからだ。
「岡田は解散後も事務所に残り、演技の仕事を続ける見込みです。現役のジャニーズタレントとして初めて日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を受賞したという功績は大きい。また、作品にかける思いも真剣で、『佇(たたず)まいだけで完結できる俳優』と称され、演技には天性の才能があると評判です。彼を起用したい監督は大勢いるでしょう」(映画会社関係者)
アイドルから、俳優へ。岡田の芸能道はまだまだ終わらない。
『FRIDAY』2021年5月7・14日号より