124億年前の宇宙に“渦巻き構造”の銀河発見

2021年5月21日

テレ朝news

 宇宙の歴史では早い時期である124億年前に、太陽系がある銀河と同じ渦巻き構造の銀河が存在することが分かりました。私たちが住む銀河の誕生を知る手掛かりになるかもしれません。

 国立天文台・井口聖教授:「アルマ(望遠鏡)等を使って類似する結果がどんどん出ていくことを期待したいと思っています」

 国立天文台などの研究チームは、アルマ望遠鏡が過去に観測した銀河のデータを調べたところ、124億年前の宇宙に、太陽系がある天の川銀河と同じ渦巻き構造の銀河があることが分かりました。

 これは宇宙誕生から14億年後という早い時期であり、観測史上最も古いということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする