2021年3月16日
週刊女性PRIME
’20年10月をもってジャニーズ事務所を退社した山下智久が“再始動”している。動画配信サービス『Hulu』で公開中の海外ドラマ『THE HEAD』に出演するなど、“夢”であった海外に主な活動の拠点を移していたが、2月末に公式ホームページを立ち上げ、ファンクラブの開設を発表するなど国内の活動も活発化。そして、その中には雑誌の表紙も。
「onoインタビューも含めて10ページにわたる大型特集となっています」(出版関係者)
ちなみにスタイリストは、山下の出演作の多くで衣装を担当している野村昌司氏。
野村氏は昨年、山下にスキャンダルが発覚した際、山下だけでなく彼のもとにも心ないメッセージが送られてくると、涙ながらにSNS上でライブ配信していた人物だ。ジャニーズ退社後も変わらずタッグを組んでいるようで、この山下表紙号が爆発的な売れ行きを見せている。
木村拓哉、長瀬智也の人気を超えるワケ
「発売前からネット書店では予約で完売が続出。ほぼすべてのネット書店では“全滅”と言っていいほどの状況となりました。リアルの書店でも“予約不可”となった店も。編集長のSNSには、購入できていないファンから増刷を求める、なかなか攻撃的なメッセージが送られていたほどです。現時点では増刷はされていません」(同・出版関係者)
発売後の現在、フリマアプリでは、定価980円のところ、その3倍となる約3000円台で取り引きされるなど、転売も横行する事態に。
「『SENSE』は昨年から木村拓哉さんや亀梨和也さんが、今年に入って長瀬智也さんなどジャニーズ勢の起用が多くなっています。しかし、今回の山下さんはそういった先輩たち以上の人気となっていますね」(同・出版関係者)
なぜ、これほどまでに……。
「昨年10月以降、国内での仕事がまったくありませんでしたから……山下さんのファンは心待ちにしていたはず。今もジャニーズ事務所に残っている木村さんや、現在放送中のドラマに出演中の長瀬さんとは違い、やはり退社後初で久しぶりの仕事というのが大きいのでしょう。国内での活動が目に見える形でわかって、ファンもホッとしているのでは」(スポーツ紙記者)
『SENSE』のインタビューでは、山崎努にかけられたという言葉を引用する形で次のように語っていた。
《目的地に到着するには特急のほうがもちろん早く着くと思うけど、自分で運転して行きたい》
ジャニーズという特急を降りた山下。自分の運転で向かう先は─。