日テレが香取慎吾に『仮装大賞』の司会を任せられない裏事情 番組終了の可能性も

2021年3月13日

リアルライブ

 コメディアンの萩本欽一と元SMAPの香取慎吾が司会を務める日本テレビ系人気長寿番組「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」が2月6日に放送されたが、そこで萩本の口から「今回で私、番組終わり」と仰天発言が飛び出した。

 もともと、同番組は萩本が単独で司会を務めていたが、2002年からは、当時ジャニーズ事務所に所属していた香取が萩本のアシスタントを務めるようになり、その後番組名は現在の番組名に改名。

 4年前、香取がジャニーズ事務所を退所し降板説が流れたが、萩本が強行に香取の続投を主張したため、降板することはなかった、今度は萩本が自ら降板をほのめかせるような発言をしたのだ。

 「萩本は高齢に加え、数字が取れなくなっていることもあって近年、勇退を考え始めている。そのため、自然に口から出た発言のようだが、おそらく、司会を香取に譲りたいのでは。とはいえ、制作サイドは萩本を全力で引き留めているようだ」(日テレ関係者)

 というのも、日テレにとっては、香取が単独司会を務めるというのは、受け入れ難い事態なのだという。

 「日テレは他局に比べてもジャニーズにベッタリ。それもあり、ジャニーズを退所した香取に単独で番組を持たせることは避けたい。そうするぐらいなら、『仮装大賞』を終了させるだろう」(芸能記者)

 ほかにも香取に任せてはおけない事情があるというのだ。

 「元SMAPで知名度は抜群な香取だが、現在、テレビ東京で放送中の主演ドラマ『アノニマス』が視聴率4%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低迷。もともと、主演ドラマの数字は取れず、主演映画も興行収入が惨敗続き。正直、数字を持っていないだけに、『仮装大賞』のスポンサー各社が単独司会就任を受け入れるとは思えない」(同) 先日の大会で98回目を迎えただけに、せめて100回までは萩本に司会を続けてほしいものだ。