二宮和也に長女誕生の吉報 それでもツイッターは「アンチvs擁護派」の対立構造に

2021年3月10日

日刊ゲンダイDIGITAL

 3月5日、嵐の二宮和也(37)に第1子女児が誕生したことを、ジャニーズ事務所が発表した。2019年11月、およそ4年間交際した元アナウンサーの一般女性と入籍。春ごろに出産と報じたが、続報は途絶えた。ところが、5日の午後に今晩、嵐に関する重大なお知らせがありそうだという情報が拡散され、東京五輪で嵐が再集結、二宮のベビー誕生、櫻井翔(39)の結婚発表などネット上はザワついたが、ふたを開けてみれば二宮だった。

 この吉報に盛り上がったのはツイッターで、「#二宮和也」「#ニノ」と共に、「#あぁそうですか」という冷ややかな言葉が急上昇。二宮関連のハッシュタグで一時的に日本トレンド3位になった。ちなみに「#あぁそうですか」は、二宮が結婚を発表した直後に出席したイベントの囲み会見で記者から「メンバーの反応は?」と問われ、「『あぁそうですか』という感じ」と答えた自身のエピソードによるもの。「アラシック(嵐ファンの呼称)の間ではお馴染みのニノの『迷言』ともいえます」(エンタメライター・伊藤雅奈子氏)

 ツイートが盛り上がった背景には投稿されたインスタグラムのストーリーズがある。家庭菜園の写真に、「Baby tomatoes!」「実ができた!!」というコメントをつけていたことが妊娠の“匂わせ”だったのではとのウラ読みが。それ以前には妻が女子アナ時代のブログ(すでに閉鎖)にアップしていた匂わせ写真の数々もある。

 カメラの焦点は本人に合っているものの、嵐の番組ポスターやコンサートグッズ、二宮の出演作が写り込んでいたり、ニノとお揃いらしきアイテムなどが映り込み、ファンの反感を買ったことなどを蒸し返された。そんなアンチツイッターで「#二宮和也死ぬ気で幸せになれ」「#二宮和也愛してるよ」「#二宮家に幸あれ」といった応援タグの義勇軍も立ち上がり、対立構造が生まれた。

 すでにアラフォーの二宮。それでも歓迎ムード一色に染まらないのは、トップアイドルゆえの宿命なのか、「#二宮の唯一の欠点は(妻の名)」のせいなのか。発売中の「週刊女性」では子育てのため、ドラマのオファーを先送りしたという記事も。 主演映画「浅田家!」で優秀主演男優賞を受賞している二宮パパ。19日に開催される「第44回日本アカデミー賞」授賞式に登壇予定で、受賞者には、昨年末に電撃婚した元SMAPの草磲剛(46)もいる。どんな会話がなされるのか、ダブルの意味で注目されている。