SixTONES・森本慎太郎、ワイルドさと繊細さ TOKIOからの信頼を置くムードメーカー

2021年2月17日

ミュージックヴォイス

<活躍期待!“丑年”生まれ 年男ジャニーズ8人の魅力に迫る(7)>

 親しみを込めて「ウシシ8」とも名付けられたジャニーズの丑年生まれの8人をピックアップし、魅力や今年期待される活躍を考えていく連載。今回は、SixTONESの森本慎太郎。

 グループの末っ子でムードメーカー。ワイルドな見た目と裏腹に、繊細な気遣いを見せる森本。そんな誰からも愛されるキャラクターを武器に、バラエティ番組で活躍を見せている。

 なかでも、TOKIOのレギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)での活躍が印象深い。2019年から「DASH島」の助っ人“シンタロー”としてTOKIOとともに開拓に挑んでいる。人並み外れた運動神経とサーフィンの経験を生かし、素潜りもお手の物。松岡昌宏が、「この島で生きていくには必要」と語る「ヌタウナギ」の保存方法や、魚の捌き方を城島茂から伝授してもらった。

 また、「この島に貢献したい」との想いから、一昨年の12月に、「一級小型船舶免許」を取得した。デビュー前の多忙な時期に勉強に励んでいたことが明かされると、称賛の声が相次いだ。報告を受けた城島も、「めちゃくちゃ難しいのに!」と驚きの表情を見せ、「(免許を)取ったら後戻り出来へんで」と期待の表情を浮かべていた。

 そんな森本は、ドラマ出演も多く役者としての注目度も高い。彼は、9歳でジャニーズ事務所に入所し、わずか1年でドラマ『受験の神様』(日本テレビ系)に出演。その後も、『左目探偵EYE』(日本テレビ系)、『GTO』(フジテレビ系)など人気作に相次いで出演し、演技力を磨いた。現在放送中のドラマ『監察医 朝顔2』(フジテレビ系)では、誠実な刑事・森本琢磨を好演している。そのスピンオフドラマ『森本刑事のオジさん観察日記』では、主演を務め、本編とはまた違った魅力を発揮中だ。

 『ザ!鉄腕!DASH!!』などのバラエティではワイルドさを見せながら、ドラマでは繊細な演技を光らせる。グループとしては、2020年度年間における音楽ソフトの期間内推定累計売上金額が、最も高い新人アーティストに送られる『オリコン年間ランキング2020』の「アーティスト別セールス部門」、「新人ランキング」で1位を獲得。期間内推定累計売上金額は37.5億円を記録し、2006年のKAT-TUN以来、14年ぶりに30億円を突破する快挙を成し遂げた。年始には、1stアルバム「1ST」を発売し、2月17日には4枚目シングル「僕が僕じゃないみたいだ」のリリースを控える。向上心が高く、努力家。“年男”となる今年、さらなる活躍を見せてくれるはずだ。【かなぴす】