滝沢秀明副社長が「Jr.22歳卒業制度」に込めた狙い

2021年1月21日

アサジョ

 1月16日、ジャニーズ事務所がジャニーズJr.に卒業制度を導入することを発表。芸能界はもとより、ファンの間にも衝撃が走っている。

 事務所の公式サイトによるとJr.が満22歳到達後、最初に迎える3月31日までに両者が合意に至らない場合はタレント活動を終了するとして「Jr.達の多様な未来を確保・尊重するため」と理由を説明。2023年3月31日からこの制度を適用するという。

 これを知ったファンからは「マジでほんと、恐れていたことが起きたという感じだ」「ジャニーズJr.22歳定年制=滝沢革命」「ジャニーさん生き返って~!」など、さまざまなコメントが寄せられている。さらには、2023年に満22歳に達し、グループに入っていないJr.のプロフィールが公開されるなど、ネット上で大きな波紋を呼んでいる。

「2019年7月に前社長・ジャニー喜多川さんが死去。その後を継いでJr.の育成を担当してきたのが、関連会社ジャニーズアイランド社長で本社の副社長に就任した滝沢秀明氏。Jr.に奮起を促す一方で不祥事を起こすJr.もいることから手綱を締める意味合いもあるようです。22歳といえば大学を卒業して社会人になる年齢。早めに適性を見極めようということなのでしょう」(スポーツ紙記者)

 昨年末に嵐が活動休止。今年4月には株式会社TOKIO設立。今年はジャニーズ事務所も滝沢体制の真価が問われることになる。キンプリ、SixTONES、Snow Manに続くJr.のデビューを控えて、Jr.の構造改革こそ、滝沢革命の本丸なのかもしれない。

 今も毎朝、ジャニーさんの写真に手を合わせるという滝沢氏。天国のジャニーさんは、何を思うのか。

(窪田史朗)