『鬼滅の刃』初の原画展、開催決定 秋に東京・来夏に大阪で 直筆原画を展示

2021年2月1日

オリコン

 大人気漫画『鬼滅の刃』の初となる原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が、10月26日から12月12日まで東京・森アーツセンターギャラリー、2022年夏に大阪(場所未発表)で開催されることが決定した。作者・吾峠呼世晴氏の想いの詰まった直筆原画を展示し、連載終了後も注目を集める作品の魅力や世界観を余すことなく伝えていく。オリジナルグッズの販売も行い、今後の情報は公式サイト&ツイッターで追って発表される。

 また、原画展開催に先駆け2月4日に、ファンブック第2弾となる『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』と、同作初の原作画集「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集-幾星霜-」が発売。『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』では、鬼殺隊の剣士や共に闘った仲間、鬼たちに関する情報を一挙収録し、初めて明らかになる新事実のほか、『煉獄零巻』掲載の特別読切など単行本未収録だった作品、炭治郎たちのその後や鬼たちの「あの時」のことなどを描いた描き下ろし新作漫画などが収録される。

 「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集-幾星霜-」では、連載を彩った珠玉のイラストを多数収録し、作品の世界を堪能できる内容に。炭治郎の描き下ろしカバーイラストや両面ポスター、描き下ろし&未発表モノクロイラスト、吾峠呼世晴氏本人によるイラスト説明コメントも掲載する。

 2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた『鬼滅の刃』は、コミックス累計1億2000万部を突破する人気作。大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台で、炭売りの少年・炭治郎は、人喰い鬼に家族を惨殺されたことで生活が一変し、唯一生き残ったが鬼になってしまった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つため旅に出るストーリー。2019年4月から9月にかけてテレビアニメが放送され、人気に火が付き社会現象化。アニメの最終話から話がつながる劇場版が現在公開中で、興行収入365億円を突破する大ヒットとなっている。

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