目黒蓮、『教場II』木村拓哉との共演「とにかくずっと見てようって」

2021年1月8日

マイナビニュース

きょう8日のフジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(25:05~ ※関東ローカル)では、アイドルグループ・Snow Man特集の第3弾を放送する。

Snow Manは結成当時、岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介の6人体制だった。そこにおととし、ラウール、向井康二、目黒蓮が新たに加入。今回は、この3人を中心に紹介する。

1月3日・4日の2夜連続で放送されたドラマ『教場II』、目黒は昨年10月、この撮影に臨んでいた。主演は事務所の大先輩である木村拓哉で、冷徹無比な警察学校の教官役。目黒はその生徒役だ。現場には固唾(かたず)をのむような緊迫感が漂う。カットがかかり、和やかな空気が流れるも、目黒は背筋を伸ばしたまま表情を崩さなかった。撮影後、その心境を尋ねると、「もう現場に入ったらずっと警察学校の生徒でいようと思って、いま背中バッキバキですね」と明かした。さらに「木村さんと共演できるって一生に1回あるかないかぐらいだと僕は思っていて。カメラが回っている時も回ってない時も、とにかくずっと(木村を)見てようって」と胸の内を語る。

目黒はSnow Manに加入する前、ジャニーズJr.内のユニット・宇宙Sixに所属。一時期は掛け持ちで活動をしていが、のちにSnow Manに専念することになる。目黒は、当時を振り返り「Snow Man一本に絞るってなった時は、複雑な気持ちもありましたけど、宇宙Sixのメンバーもみんな理解してくれて。『お前ならできるし、素質あるから絶対いけると思っていたよ』みたいな、信じられないくらいあったかい言葉をかけてくれて」と語り、さらに「ジャニーズJr.って確定なものがないじゃないですか。だからおのおのがその人生をかけてやっている。それを宇宙Sixのメンバーもわかってくれていた。じゃあ僕も自分の人生を、押し出してくれた人たちのためにも、楽しいと思える人生にしようと思って」と明かした。

向井康二は、子供の頃からカメラが趣味。普段から、メンバーのポートレートを撮影するのに適した望遠レンズを持ち歩いている。その理由を「僕シャイボーイなんで、写真を1個挟んでカメラっていうのを通して相手のことを知れる」と話す。さらに、「メンバーの素の感じとかを(SNSに)載せたりすると、メンバーが喜んでくれる。ファンのみんなも喜んでくれるので、僕のやる気のモチベーションにもつながる」と語る向井のカメラには、メンバーの飾らない表情が収められていた。

グループ最年少で現役高校生のラウールは、『東京ガールズコレクション』のステージでキレのある圧巻のダンスを披露。振りは全てアドリブという、表現者としての力を見せつけた。さらに、今年夏公開の青春映画で主演も務める。ラウールは自らが置かれた状況を「めっちゃ運がいい」と話し、「自分たちよりすごいグループとか、すごい歌手は、世界を見たらいくらでもいるから、この先がエンタメの面白いところで。なんか起きないかなという一心でいます。って言っているだけのやつ、めっちゃキモいんで、俺頑張りますけど」と、高い志を高校生らしい表現で語った。

コロナ禍により中止となったデビューライブは、無観客生配信として昨年10月に行われた。待ちに待った悲願の公演に、リーダーの岩本は「より燃える思いが強まった」と気持ちを新たにした。目標を聞かれた岩本は「まだ誰も行ったことのない場所。これもできて、これもできてっていう超越した位置が、俺が目指す場所」と語っている。

個人としてもグループとしてもさらなる高みに向かう、彼らの気迫に満ちた日々を追った――。(C)フジテレビ