嵐・大野智、ジャニーズ退所で“夜の接客業”転身を考えた過去を明かす

2020年12月22日

アサジョ

 実はその考えに辿りつく者は意外にも多い!?

 嵐の大野智が19日に放送されたバラエティ番組「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)に出演。ジャニーズJr.時代に事務所を退所して、“夜の男”に転身しようと本気で考えたことがあったことを明かしている。

 26日で最終回を迎える同番組とあって、これまで嵐のメンバーそれぞれの人生をたどる「記念館」企画を放送していたが、この日の放送では第5弾として大野をクローズアップした「大野智記念館」を放送。

 番組では大野が歩んできたこれまでの人生を年表にして、ボードにまとめて紹介。高校に入学するも行く気がなかったという理由で、わずか3日で即辞めるなどといった破天荒エピソードを持っていたが、中でも衝撃的だったのが、16歳の頃にジャニーズJr.の厳しいダンスのレッスンに嫌気がさし、ホスト転職を真剣に考えていたというカミングアウトだ。

 大野は「ジュニア3人くらいと『ホストになりたくない?』みたいな話になって。元ジャニーズのホストはモテるだろう、売れるだろうとかいう話で。それでホストを途中からマジで意識し始めた」と当時を回顧。

 源氏名についても「『元ジャニーズ』とか考えていた」「『元ジャニーズ智』とか、元ジャニーズをつけなきゃダメだなって」と、元ジャニーズを全面的に押し出す戦略であったと説明。

 母親にもジャニーズを辞めて、ホストになりたいと伝えるほど本気だったそうだが、母親からは「それは辞めてくれ」と反対されて実現することはなかったのだとか。

 しかし、ジャニーズアイドルもホストも、ともに男前を売りにする職業という共通点もあるだけに、大野が描いたビジョンを実現させた者も実際にいる。

「関西ジャニーズJr.の一員だった吉岡廉が19年にホストに転身。やはり吉岡も元ジャニーズJr.を売りにしてプロモーションし、入店から4カ月連続で売り上げ1000万を達成して売れっ子になっていますから、大野の狙いも間違いではなかったでしょう。

 また、TOKIOの松岡昌宏も8月放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)で、ジャニーズの仕事をしていなかったらという話題で『バーテンダーをやってから、途中でホストの方が稼げると思い、ホストになって事業を拡げていたはず』と、具体的なビジョンまで明かしていました」(エンタメ誌ライター)

 大野がホストに転身していたら、ビジュアルはもちろんのこと、トークの面白さ、甘い歌声を武器に人気者になっていたことだろう。

 それでも厳しいレッスンに耐え、今では日本を代表するアイドルにまで上り詰めたことを考えると、高校を辞めることはOKしたものの、ホスト転身については引き止めた親御さんの判断には大野も感謝しているはずだ。

(田中康)