「生きているのを見られるのは…」 深海魚「リュウグウノツカイ」が浅瀬に現れ“大騒ぎ”に

2020年12月22日

ABEMA TIMES

 静岡で貴重な生き物の映像が撮影された。
 海の中を漂う銀色の刀のようなこの生き物は、深海魚「リュウグウノツカイ」。今月15日、沼津市にある「あわしまマリンパーク」の船着き場の近くの浅瀬で発見されたという。

 体長50センチほどでまだ子どもとみられるが、生きている状態で見つかるのはとても珍しいことだという。あわしまマリンパークの伊藤裕館長は「本当によく見たらリュウグウノツカイだという話になって、そこからはもう大騒ぎですよね。『えっ生きてるの?マジで?』みたいな。生きているリュウグウノツカイが見られることって一生に一度あるかないかだと思っているので」と興奮気味に話す。

 すでに弱っていたのかその後死んでしまったということで、あわしまマリンパークでは今後標本にするなど、まだ不明なことが多い生態の解明につなげたいとしている。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)