Netflix、2020年視聴1位は『愛の不時着』、韓国ドラマは6倍に成長 嵐は7位

2020年12月14日

オリコン

 動画配信サービス「Netflix」から14日、2020年に日本国内における同サービス上で視聴された作品リスト「2020年 Netflixの話題作TOP10」をnote公式アカウントにて発表。「2020年 日本で最も話題になった作品 TOP10」第1位は、韓国ドラマ『愛の不時着』(日本ではNetflixが独占配信)。同7位の『ARASHI’s Diary -Voyage-』は、ドキュメンタリー部門では1位となり、国民的アイドル・嵐が見せる素顔に注目が集まった。

 『2020 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)にも選ばれた『愛の不時着』については、「韓国の若き女性起業家と北朝鮮の軍人とのドラマティックな恋愛模様を描く一方、コメディ、アクション、サスペンスの要素も含んだ高クオリティの脚本と映像が多くのファンの心を掴んだ」と分析。

 TOP10には他にも、独占配信中の『梨泰院クラス』(2位)、『サイコだけど大丈夫』(6位)などの韓国ドラマが数多く並んだ。実は今年、日本においてNetflix上の韓国ドラマの視聴が昨年と比較して6倍以上に成長し、韓流ファンの裾野がさらに広がった、と報告している。

 韓国ドラマが人気を見せる一方で、3位に『テラスハウス Tokyo 2019-2020』(リアリティ)、4位に『ハイキュー!!』(アニメ)、5位に『炎炎ノ消防隊』(アニメ)がランクイン。人気漫画が原作のアニメ作品も上位に。

 そして、Netflixオリジナルドキュメンタリーとして話題を集めた『ARASHI’s Diary -Voyage-』は、2019年に突然発表された無期限の活動休止の裏側、その節目となる20周年コンサートに込めた思いを一年を通して密着取材で丁寧に描いてきた。全編にわたりほぼナレーションが無く、5人の言葉だけで繰り広げられる重厚な映像には、ファンならずともくぎ付けに。同じくジャニーズ事務所に所属するKing & Prince、KAT-TUNなどの活動の裏側に迫る『RIDE ON TIME』もドキュメンタリー部門4位に入り、これまでタブーとされていたジャニーズのデジタル解禁の反響が見られた。

 8位は『青春の記録』(韓国ドラマ)、9位は『キム秘書はいったい、なぜ?』(韓国ドラマ)、10位は『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』(アニメ)だった。

 Netflixは、日本でサービスを開始してから今年9月に5周年を迎えた。日本でNetflixを視聴するメンバーは、500万以上とのこと。韓国ドラマの視聴が6倍以上に伸びたほか、これまでになくハリウッド以外の作品が視聴される傾向にあったと伝えている。

 このほか、「2020年 日本で最も勢いのあったアニメ TOP10」「2020年 日本で最も勢いのあった韓国ドラマTOP10」「2020年 最も話題になったドキュメンタリー TOP10」を発表している。

■note公式アカウント
https://note.com/netflix/n/na2da9b5f2062

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