鬼指導!?嵐・松潤が後輩グループプロデュースへ その手腕は…

2020年11月4日

東スポWeb

 今年末での活動休止を発表している人気アイドルグループ「嵐」がデビュー記念日となる3日、無観客ライブ「アラフェス2020 at 国立競技場」を配信した。収録では、演出によってプロ野球の試合を中断させた〝いわくつき〟のライブだが、嵐のメンバーが謝罪の言葉を述べることはなかった。そうしたなかライブの演出を担当し、活動休止後はプロデューサー業を重点的に行うとみられている松本潤(37)の〝手腕〟に心配の声が上がっているという。

 このライブの収録は先月24日に行われたが、演出で使用した花火やその煙、また大量の風船の影響で、国立競技場に隣接する神宮球場で行われていたプロ野球「ヤクルト―中日戦」を2度にわたって中断させてしまい、大きな騒動に発展した。

 ライブでは、風船がシングル「カイト」の歌い終わりで舞い上がる様子が映し出され、花火は、最後に歌った「Tuning Up」の時に盛大に打ち上がった。ネット上でも「噂の風船はコレね」などと、違った視点で盛り上がりを見せた。

 最後には松潤が「ライブができてよかったよ。また、また会いましょう」などと力強く呼びかけると、ネット上ではファンから「また会いたい」との声が殺到した。

 松潤は嵐のコンサートの演出を担当しており、今回もほぼ全面的に演出したという。プロ野球を中断させた演出にも関わっているため「松潤だけは謝罪すべき」という声が上がっていたが、配信の中で嵐のメンバーが謝罪することはなかった。

 ある芸能関係者は「松潤は事前に何度も国立競技場に出向き、演出プランを練っていたそうです。嵐の活動休止以降は表舞台の仕事をセーブして、プロデュース的な仕事に重心を置くのではといわれています」と明かす。そのためにドラマのオファーも断っているともいわれている。

 そんな松潤が手掛けると言われているのが、今回の配信ライブにバックダンサーとして出演したジャニーズジュニアのユニット「美 少年」だ。

「美 少年」は藤井直樹、那須雄登、浮所飛貴、岩粼大昇、佐藤龍我、金指一世の6人組ユニット。今年7月には6人主演のドラマ「真夏の少年~19452020」(テレビ朝日系)が放送されるなど、人気もうなぎ上りだ。アラフェスに出演が決まった際には「嵐だけでやってほしかった」などと批判も集まったが、本番ではバックダンサーとして先輩のステージを盛り上げた。

「この『美 少年』は、すでに水面下で大手レコード会社との話し合いが進んでいて、来年にもデビューするだろうといわれている。嵐の活動休止後に、松潤がプロデューサーという立場になる上で、デビューしていないと格好がつかないとの側面もあるといわれています」と前出の芸能関係者は明かす。

 だが、松潤のプロデューサーとしての〝手腕〟には、芳しくない評判がちらほら聞こえてくる。

「松潤は自分がカッコいいと思うことを押し付けるタイプのようで、実は彼のプロデュースを拒否したグループもあるといわれている。ジャニーズJr.の『なにわ男子』を手掛けている関ジャニ∞の大倉忠義は、プロデューサーとして事務所から認められているけど、松潤の評価はそれほどでもない」(芸能プロ関係者)

 嵐フェスでも風船、花火の演出でケチがついてしまった松潤。プロデューサーとしては前途多難のようだ。