2020年9月12日
朝日新聞デジタル
名古屋税関は11日、今年上半期(1~6月)、輸入を差し止めた知的財産侵害品が約3万4500点だったと発表した。
前年同期より6・2%減で、ほぼ前年並みのペースという。
名古屋税関によると、約6割が中国から。アニメ「鬼滅の刃」など流行の著作物を模したキーホルダーや、偽デザインの家具などが大幅に増えたという。
同税関業務部は「新型コロナウイルスの影響で差し止めが減ると予想していたが、ほぼ前年並みだった」。在宅でのネットショッピングの増加が背景にあるとみている。(小松万希子)