「未満警察」平野紫耀のメイン回で「視聴率V字回復」の実は深い意味

2020年8月1日

アサジョ

 Sexy Zoneの中島健人とKing&Princeの平野紫耀がW主演を務めるドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ系)の第5話が7月25日に放送され、世帯平均視聴率は9.1%だった。低調だった前回の7.2%から視聴率がV字回復の兆しを見せている。

 警察学校を舞台に理論派の本間快(中島)と体力派の一ノ瀬次郎(平野)がバディを組み、アクションと推理力で事件を解決する警察ドラマ。第5話では、クラブに遊びに行った2人が、薬物の売人グループを追いかけていた刑事と出くわし、売人グループの写真を見せられた一ノ瀬は、その中の一人が幼馴染の凛花(蓮佛美沙子)であることを知ると、刑事から売人グループのアジトを突き止めてほしいと依頼を受けるという展開。しかも凛花は、交通事故で亡くなった一ノ瀬の実兄の恋人であり、一ノ瀬自身の初恋の人であったことから平野ファンも胸をキュンキュンさせたようだ。

 そんな一ノ瀬のメイン回だったことから、ネットでは「紫耀くんの回で視聴率が上がったらしい。よかったね」「紫耀くんの演技力を見せた回でアップして本当によかった」といった声とともに、「さすが我らがエース。あの先輩の回は低かったからね」とバディを皮肉る声も上がった。

「第4話が、中島健人演じる本間に思いを寄せる同期のさやか(竹内愛紗)の危機を救う、中島メイン回。ところがこの回が、これまでの最低視聴率を記録してしまいました。先輩の中島よりも、今をときめくキンプリの平野のほうが数字を持っていると指摘する声も上がっています」(芸能ライター)

 とはいえ、第4話の放送日は裏で音楽特番「音楽の日」(TBS系)が放送されていたこともあり、一概に比較はできない。

「滝沢秀明氏がジャニーズ事務所の副社長に就任して以来、SixTONESとSnow Manを同日デビューさせ切磋琢磨させています。今回の共演もそうした試みの一環ではないでしょうか。嵐の活動休止、長瀬智也の事務所退所が迫っているジャニーズ事務所にとって、世代交代は急務。中島と平野は事務所を引っ張ってゆく存在として、このドラマ以降もいいライバルとして互いに刺激しあってゆくのでしょう」(前出・女性誌記者)

 クライマックスに向けて、2人のさらなる活躍に期待だ。

(窪田史朗)