【美人整体師・久嬢由起子】キャッチャーのポーズで股関節ストレッチ&下半身トレ

2020年5月29日

東スポWeb

【美人整体師・久嬢由起子の外出自粛の今こそお家で簡単ストレッチ:スポーツ競技編】プロ野球の開幕は6月以降。美人整体師・久嬢由起子の考案したストレッチで、せめて気分だけでも“ベースボール”してみては?

 プロ野球の開幕が本当に待ち遠しいですよね。スタジアムに応援に行くようなファンの皆さんはもちろん、中高年以上の男性にとってはもっともメジャーなスポーツでしょうから、寂しがっている人も多いと思います。今回は、再開を願いつつ、野球の動きをもとにしたストレッチを考案してみました。

 注目したのはキャッチャーです。なぜかというと、めちゃくちゃ大変そうだから(苦笑)。あの体勢、動き…かなり足腰に負荷がかかります。ということは、マネをすると鍛えることができるわけです。

 まず、腰を下ろしてキャッチャーミットを構えるような体勢を取ってみましょう。その時点で股関節のストレッチ、下半身のトレーニングになっていますが、できれば体を上下に5~10回揺らしてみてください(かかとは上がっていてもOK)。年齢とともに硬くなった股関節を柔らかくしつつ、太ももを中心とした足腰を鍛えることができるはずです。

 ただ、体が硬い人は脚を開き過ぎないように注意してください。股関節を痛めないよう、できる範囲で。上下に揺らすのも、キツかったら“軽く”でいいですし、なんならキャッチャーの体勢をしているだけでも構いません(それでも十分負荷がかかります)し、脚を閉じ気味にしてもOKです。無理せず、よろめいて転ばないよう気を付けつつやってみてください。

 他にも、野球の映像をいろいろチェックしてみたところ、キャッチャーの動きは結構アレンジが利きそうです。片脚を真横に伸ばす選手もいらっしゃいますよね。あれをマネすると、脚のストレッチになります。

 また、ボールを捕った後、ピッチャーではなく、一塁とか三塁に投げて飛び出した走者を刺そうとすることもありますよね。あの動きも面白いかもしれません。斜めに体をひねるので、それがストレッチになるんです。動きに勢いをつけすぎるとどこかを痛める可能性があるので、その点を注意しながらぜひ!

◆久嬢由起子(くじょう・ゆきこ)1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。新たなストレッチ法を次々に考案。最新著書は「見るだけでやせる コア締めダイエット」。人気上昇中で、テレビや雑誌に引っ張りだこ。