生理中のダイエットにも効果はある!上手に痩せる方法とは

2020年4月8日

ココカラネクスト

 生理期間中はダイエットも停滞しがち…という女性も多いですよね。体も心も控えめになる、そんな期間を前向きに過ごすためのノウハウをご紹介します。毎月訪れるカラダの変化、うまくつきあっていきましょう。

生理中のダイエットは意味がないってほんとなの?

生理中のダイエットは、実は無駄ではありません。そう言われても、生理前や生理中に体重を測ったら、増えていてショックを受けた…そんな経験のある女性も多いかもしれませんね。しかし、一時的な女性ホルモンの影響でむくんでいるだけで、太ったわけではないのです。生理中に、体重が増えたり、いつもより体が少し重いと実感するのは、プロゲステロンというホルモンが活発になるから。

この女性ホルモンの影響で水分をため込みやすい体になっているため、体重が落ちにくい時期なのです。そのため「痩せない」と感じやすいですが大丈夫!太らないようにと、焦る必要はありません。うまく過ごすのコツがあります。

それではここから、「じゃあこの時期のダイエットはどんな風にすればいいの?」を解決していきます。

生理中でも大丈夫!かしこいダイエット方法

上記でも触れましたが、生理中はいつもより体がむくんだり、便秘がちになります。そのため痩せにくい時期ではありますが、痩せないというわけではありません。イライラして食欲が増すなどについても、ホルモンのバランスが崩れたことによる自然な症状です。

生理中の仕組みと上手に付き合うのもコツ、生理中におすすめのダイエットを紹介していきます。

■骨盤周りのストレッチ

【方法】
1.両足を伸ばした状態で、床に座ります。
2.背中を伸ばして、両腕を胸の位置で組みます。
3.足を伸ばした状態で、お尻を上げて前に進みます。
4.右と左で10歩ずつ進み、そのあとは後方へ10歩戻ります。
これを2回から3回行います。

【効果】
女性の骨盤は、生理のたびに開いたり閉じたりを繰り返します。このとき、骨盤に歪みが生じてしまうと、子宮が圧迫されて痛みを感じるのです。

また、座り方、姿勢などでも骨盤は歪むことがあります。骨盤周りのストレッチをして血流を良くすると、代謝がよくなり痩せやすい体に近づけますよ。

■むくみ解消ストレッチ

【方法】
1.まず、仰向けに寝ましょう。
2.リラックスできたら、手と足を上へ持ち上げます。
3.そのまま手と足ブルブルと1分ほど震わせます。

【効果】
生理前や生理中は、体に水分をためようとするため、むくみが起きやすい時期。むくみは、冷えのサインでもあります。体を冷やすと、新陳代謝が悪くなり痩せにくくなります。むくみを解消することで、生理後にスリムな体を作る準備ができます。

手軽なストレッチでも生理中の体にはうれしい効果がいっぱい。むくみ解消はもちろん、血流も改善されますよ。

【食事は特に鉄分やビタミンB群を】

生理痛の原因はさまざまですが、食べ物に気を付けると生理痛を和らげることもできます。例えば、豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしています。生理中に豆乳を飲むことで、不調を予防したり代謝アップが期待できます。

生理中にダイエットをするポイントとして、心と体の調子を整えることがとても大切。そのためには、鉄分やビタミンB群が欠かせません。鉄分は、ダイエットにうれしい基礎代謝アップの効果があります。多く含まれている食品としては、枝豆、小松菜 干しブドウ 焼き海苔が挙げられます。

ビタミンB群には、疲労回復、脂質の代謝を上げる効果が期待できます。ご飯やパンなどの糖質を分解して、エネルギーに変える役割を持っています。代謝が落ちたり、疲れやすい生理中には、ぜひ摂っておきたい栄養素です。豚肉、豚レバー、たらこ、玄米、ナッツなどに多く含まれています。特にナッツ類は、美肌や便秘解消の効果もあり、女性にぴったりの食品ですよ。

体を動かすのも面倒になって、ダイエットに失敗なんてことにならないためにも、鉄分やビタミンB群を意識的に摂りましょう。

上手にダイエットを続けるために気を付けること

生理中は体が重かったり、頭痛がしたり。何かと体調不良が続いてストレスもたまりがち。さらに、体重が減らない、増えてしまうなど、ダイエットの停滞期で焦りが増してしまいますね。そんなときは、ストレスをためないようにゆったりと生活をすることが大事なのです。

生理痛やダイエットと深く関係のある、女性ホルモンのバランスは、自律神経と繋がっています。ストレスをためないようにして、女性ホルモンのバランスを整えることで、生理後のダイエットもスムーズになりますよ。

生理中に注意したいのは、暴飲暴食や無理な運動です。

お菓子を食べたくなったら、何かで気を紛らわしてみる。生理痛が重くて辛いときは、無理せずに横になる。このように、生理中にうまく自分をコントロールできると、生理後のダイエット効果が期待できます。反対に、間食をたくさんしてしまえば、そのカロリーは体にしっかりと蓄積されます。生理中は代謝が落ちるので、生理後に体重が落ちない、太ってしまったなんてことにも。

生理後のダイエットの準備期間となる、生理中の過ごし方もとても重要ですね。生理中のダイエットは、諦めないこと、焦らないことがポイントでしょう。

まとめ

生理中は、だるかったり気分も落ち込みがちです。体重が増えたり、むくんでしまうのは自然な現象なので、気にしすぎることはありません。女性ホルモンのバランスでうまくいかないことも多いと思いますが、無理をせずに、ダイエットにチャレンジみてくださいね。

[記事提供:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン (http://how.rizap.jp/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。