7 MEN 侍・菅田琳寧、入所10年目で初座長 “尊敬”上田竜也からのカッコ良すぎる助言明かす

2021年3月5日

オリコン

 ジャニーズJr.の人気グループ・7 MEN 侍の菅田琳寧が5日、ヒューリックホール東京で上演される舞台『陽だまりの樹』公開ゲネプロ前開幕直前取材に登壇した。2011年3月にジャニーズ事務所に入所した菅田は10年目での初座長に「まさか、座長を任されるとは思ってなかった。10年目という、切り札…?っていうんですか…節目!いい節目に大きな仕事をいただけて本当にうれしいです」と初々しく喜びを語った。

 主演決定のしらせは出演したミュージカル『DREAM BOYS』の公演期間だったといい「メンバーが外の舞台で主演や活躍して刺激をもらっていたので、お話をいただいた時はうれしかったのですが、まさかの座長。緊張や不安はありましたが、みなさんのおかげできょうここまで来ることができ幸せです」と感慨。念願の時代劇出演に、これまで黒髪をキープ、ピアスも開けていなかったことから「自分を信じてよかった!と思いました」と笑顔が弾けた。

 菅田といえばTBS系バラエティー『炎の体育会TV』の人気企画『上田ジャニーズ陸上部』でも活躍をみせるなどジャニーズJr.のなかでは“肉体派”としても知られるが「10年間、アクロバットとかやってきたんですけど、今回は初めてアクロバットや筋肉を使う動きは封印させていただいてます。けいこ場ではアクロバットを披露したんですけど、使われることなくきょうまで来ました。回りたい、とウズウズしちゃうんですけど、この時代にはアクロバットは似合わない」とちょっぴり残念そうながら新境地に意欲をみせた。

 共演の早乙女友貴はけいこでの菅田の姿に「ものすごくまじめな方。みんな思っていると思う。本当に熱心で演出家の方にわからないことを教えてくださいって聞きに行って、ずっと台本にメモしてる」とエピソードを明かし、ダンカンも「本当にマジメ。忍耐強い。決して諦めない。なんでそんなまじめなの?」と質問。続けて「ちょっとラフなところもあったほうがいい。今後を考えたら、たけし軍団で修行した方がいい。バンジージャンプから始めます」というダンカンのハチャメチャな誘いにも菅田は「わかりました」とマジメに受け入れて笑いを誘った。

 また、先輩に連絡したか聞かれると、菅田は「きのう、堂本光一くんと上田竜也くんに初日の連絡をさせていただいて、お二人から頑張れというメッセージをいただきました」と報告。「光一くんからは『おめでとう、頑張れ』、上田くんからは『ステージに立ってスポットライトが当たってお客さんが入れば、お前がスターだから堂々とやれ』って言われたので、その言葉を信じてきょうは堂々とやっていきたいと思います」とカッコ良すぎるアドバイスを胸に、初日への意気込みを語っていた。 漫画家・手塚治虫の不朽の名作をもとにした今作。ちゃらんぽらんな性格で酒好き・女好きだが医師として情熱に富み、優れた技術を持つ手塚良庵(菅田)と、剣の才能に恵まれ正義感が強く直情型の下級武士・伊武谷万二郎(早乙女)の二人が、幕末というドラマチックな時代を背景に、時には恋敵となり、時には友情を結び、時代の荒波に揉まれながら、信じる道を描く。会見にはこのほか日比美思 、阿達慶(ジャニーズJr.) 、太田将熙も参加した。