親しみやすさが魅力?「Snow Man」新規ファン増加のワケ

2020年2月16日

NEWSポストセブン

 2020年1月、ジャニーズ事務所初の「2グループ同時CDデビュー」を果たした「SixTONES(ストーンズ)」と「Snow Man(スノーマン)」。ながらく苦楽をともにしてきた彼らは、よきライバル関係でも知られ「スノスト」とセットで呼ばれることもある。

 デビュー前は「SixTONES」の方が人気が高かったということもあり、一部ファンの間では、デビュー後、両グループの人気に大きな差が出てしまうのではないか、という懸念もあったようだが、それは杞憂だったようだ。デビューが発表されマスメディア露出が増えてからというもの、Snow Manの新規ファンが増加しているという。6年間ほどSnow Manの追っかけをし続けているという女性ファンAさん(22歳)が語る。

「デビュー以前は、YouTubeの動画再生回数もスト(SixTONES)の方が多く、人気が高かった。明らかにファンの数も多かったですし、FC会員数もFC開設直後はストのほうが断然多かった。しかし、現在ではスノ(Snow Man)とストのFC会員数は同程度です。また、YouTubeで公開されたデビューシングルのMVも、スノの再生回数の方が上回っています」(Aさん)

 別のSnow ManファンであるBさん(35歳)は、新規ファンが増えていることを実感しているという。

「私はジュニア時代からコンサート、舞台とすべて追いかけていますが、明らかに新規ファンは増えていますね。Twitterを見ていてもわかります。

 ストの方は全員歌も上手く、タレント的な能力が高くてコンサートも『アーティスト感』が強いのに対し、スノは良くも悪くも『庶民的』だし『YouTuberっぽい』ところがある。つまりカリスマ性というよりは親しみやすさが売りです。メンバーのうち3人が“江戸川区育ち”を公言しています。

『キンプリ(King & Prince)』のような、全員イケメンでキラキラしているタイプではなく、良い意味で『ジャニーズっぽくない』ので、新規ファンもハマりやすいのでは?」(Bさん)

 実際にデビュー後にSnow Manにハマったファンは、どこに魅力を感じているのだろうか。元々K-POP好きで『BTS(防弾少年団)』のファンだという女性Cさん(20歳)が語る。

「スノを始めてみた時に、『これK-POPじゃん!』って思いました。ダンスの振り付け、楽曲、メンバーのビジュアル、年齢差のあるメンバーの関係性など総合的にそう感じましたね。デビュー曲のMVも韓国人の監督が手掛けているので、すごくK-POPっぽい。カップリング曲も、初めて見た人はK-POPだと思うかもしれません。正直、ジャニーズアイドルにはそれほど興味ないけど、彼らは一気に気になる存在になりました」(Cさん)

 親しみやすさからK-POP感まで、これまでのキラキラ王道アイドル路線とは異なる「スノ」の魅力にハマる新しいファンも増えているようだ。