Sexy Zone、松島聡がサプライズ登場 2年6ヶ月ぶり5人ライブは初配信

2020年10月30日

モデルプレス

Sexy Zoneの初の配信ライブ「Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020」が29日に開幕した。

当初2020年3月からスタートの予定だったコンサートツアー「Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期、そしてその後延期日程を発表するも、ファンの安全を第一に考え、中止という決断を余儀なくされた。

しかし、今年の年頭から準備を重ねてきたメンバー、そしてファンの熱い想いを叶えるべく、初めて配信という形でライブが実現することとなった。そして、当初このツアーは4人でステージに立つことが発表されていたが、同公演には8月に活動を再開した松島聡も登場。2018年5月2~6日に行われた「SEXY ZONE repainting Tour 2018」の最終公演以来、約2年6ヵ月ぶりに5人でステージに立ち、オンラインでつながったファンを熱狂させた。

◆中島健人の煽りでライブがスタート

Sexy Zone初の配信ライブが10月29日幕を開けた。アルバム「POP×STEP!?」の表題曲「極東 DANCE」の世界観をイメージした、オリエンタルなムード漂うメインステージ。華やかなネオンと雑然さが織りなす迫力満点かつ摩訶不思議な空間に、開演前からライブへの期待が膨らむ。和テイストのオープニング映像の後、ポップアップで登場した4人は冒頭から気合十分。「極東 DANCE」では中島健人が第一声「盛り上がっていくぞー!」と叫び、キレのあるダンスとバックのジャニーズ Jr.も巻き込んだきらびやかな演出を展開する。

◆松島聡、約2年6カ月ぶりのステージ復帰

「POP×STEP!?」の収録曲が中心の今回は、全員が二十歳を超えた今だからこその大人っぽいナンバーと、今までのSexy Zoneらしい王道のアイドル曲がバランスよく盛り込まれたセットリスト。ファンが事前に投票したリクエストから1曲を歌う日替わり曲は、ルーレットの映像が流れたのち、会場のカメラに「バイバイ Du バイ~See you again~」と書かれたフリップが。それを持っていたのはなんと松島。約2年6カ月ぶりのステージ復帰は予想外のサプライズ登場で、松島を迎えた4人は「聡ちゃんだ!」「おかえりー!」と大はしゃぎ。松島は「ただいまです!」とカメラに挨拶、「改めまして、22歳、Sexy Zoneのムードメイカーなんて言っていただいてますけども(笑)」と自己紹介。「今回のライブに関しては4人のサポートをしていきながら皆さんにたくさんの愛を届けることができたらなと思っております」と語り、久々の“鼻の下投げキッス”も披露した。

5人の完全体となったSexy Zoneで歌う「バイバイ Du バイ~See you again~」がスタート。冒頭の中島と菊池風磨のパートを松島がいきなり奪って歌い笑わせるなど、全員が終始にこやかに、お互い自然と肩を組んで歌い合あったりする最高のひとときとなった。8月リリースのシングル「RUN」も5人で力強く熱唱し、途中、5色のメンバーカラーに染まった花道を全員でダッシュ。胸に熱いものが込み上げた視聴者も多かったことだろう。

◆Sexy Zoneの新曲「NOT FOUND」を披露

11月4日にリリースされるニューシングル「NOT FOUND」は5人で。マイクスタンドを使った大人っぽい振り付けと、クールなラップを繰り出す菊池を囲んでワイルドに踊る4人という斬新なパフォーマンスに目を奪われる。

終盤の「ダヴィンチ」では拳を振り上げながらロックに画面の向こうのファンを魅了した。円形の上下・傾斜に動く可動式センターステージでのダイナミックなダンスや、その可動式センターステージの真上から降り注ぐ水や下からの花火といった特効演出も多彩な楽曲に華を添えた。

◆菊池風磨「僕たちは5人でいられることが強いこと」

さすがの煽りやトーク、挨拶でも湧かせたこの日。配信ならではのトークや、佐藤勝利は「セクラバ!セクラバ!」とカメラにマイクを向け「楽しんでいこうぜ」と笑顔を。マリウス葉は「見ている方のエネルギーがテレパシーで伝わってます!」、「僕たちは5人でいられることが強いことなんだなと、ここ1~2ヵ月で強く感じています」(菊池)というメンバー愛溢れる言葉も松島にプレゼントした。

同配信ライブは、29日18:00スタートの公演を皮切りに、30日14:30スタート公演、18:00スタート公演、31日14:30スタート公演、18:00スタート公演の計5公演を予定。(modelpress編集部)